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第四夜 ページ6

アリババside

あのガキのおかげで、砂漠ヒヤシンスから逃げることができた。

みんなから口々に感謝の言葉をかけられたが、弁償代のことを思うとため息が盛大に出てくる......それにしても、


「さっきからお前、何やってんだよ?」


ずっと顔を真っ赤にして笛をフーフーしている。端から見たその行動は謎である。


「ウーゴ君が出てこなくて......アッ出たあ!
ウーゴ君が出てきたあ!!」


ニュルッと出てきたのは、青い肌の色をした、たくましい腕、胴体、脚......


人々が逃げ戸惑うが俺は確信した。


「(あれは伝説の...!?"ジンの金属器"!!
そしてこの女は"あの国の"......
まさかこんなチャンスに巡り合えるとは、


なんとしても俺の目的のために、まずはこいつらを味方につけてみせるぜ!!)」


そう誓うアリババだった。




____________________




話し声で目が覚める。目をキョロキョロさせ周りをみると、知らない家に居た。

えーっと?女の子を助けようと穴に飛び込んでー、けど触手に捕まってー、(多分)殴られてー?

そこからの記憶がないッ!まぁいいか(よくない)。


「おっ、目が覚めたか」


声の方を向くと、さっきの男の子と運転手君がいた。声の主は運転手君らしい。


「ここまで運んでくれたの?ありがとう」


なんで家に運んだか知らないけど、ここは素直に礼を言っておく。


「いや、いいんだよ!命をかけて同じ敵と戦ったんだ。もてなさせてくれよ」

『もう友達だろ?アラジン、A』


随分と熱い歓迎に戸惑った。

それといつから友達になった。

そこからは三人で軽い自己紹介をした。
男の子はアラジン、運転手君はアリババだそうだ。


「ところで、お前のその目もしかして...」


ドンドンドンッ!

誰かが扉を叩く音がした。アリババが開けると、そこには一人の老人が立っていた。

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設定タグ:マギ , 原作沿い(漫画) , 野生ミント   
作品ジャンル:アニメ
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推しは最強☆! - オモロイ (2020年8月20日 16時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
ガラスペン - おもしろいです! 更新頑張ってください!! (2014年12月9日 1時) (レス) id: 2f7b2271fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:野生ミント x他2人 | 作成日時:2014年6月16日 11時

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