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45の巻 《修行僧のソラ》 ページ45

地陸「お迎え場所に手違いがあったため、行き違いとなりこのような誤解を。お詫びいたします」

?「えぇ!?お客人ってこいつ?しかも木の葉って!」

ナルト「じゃ、こいつってば......」


ナルトの問いに頷くテンゾウ。


地陸「同じく火の寺の修行僧、“ソラ”と申します」

テンゾウ「ソラ、くんだね。僕はこの班の班長のヤマト。そして、ナルトと」

サクラ「サクラです」

サイ「サイと言います」

A「Aです」


ヤマト班の自己紹介を終えると、

ソラが地陸さんに反論を始めた。


何やら、

木の葉の助けは不要だと。


その発言に何を思ったのか、

ナルトはムッと眉をひそめた。


火の寺1「地陸様!証拠となるものは跡形もなく、キタネ様の棺桶ごと持ち去られております」

火の寺2「結界を破った手際といい、かなり高度な忍と思われます」

地陸「ハァ......敵が相当な忍であるのなら、木の葉の方々を呼んだ甲斐はある」


ヤマト班「......」


地陸「お前は先に戻って、ほかの3つの隠し墓に手練の手配を。さらに緊急の場合に備え、火の寺の警護を強化せよ」

火の寺「はっ」


地陸さんの指示に、

二人の僧は去っていく。


地陸「とりあえず、貴殿(きでん)らは火の寺へ」

テンゾウ「分かりました」


地陸さんの案内の下、

火の寺へ向かうことになったヤマト班。


それでも、

ナルトとソラの睨み合いは

ずっと続いていた。


テンゾウ「A」

A「ん?」


耳打ちの体勢に入ったテンゾウを見て、

できるだけ顔を近付ける。


テンゾウ「ナルトの奴、本当にやってないよね?墓荒らし」

A「やってねぇさ。ついでに、ソラって奴もやってねぇ。つうか、ヤマト班が地陸さんを探しに行く前にはもうなかったよ、棺桶」

テンゾウ「そうなの!?なんでそれを言わないの、君は......」

A「言っても、私たちだけで隠し墓に行くわけにはいかなかったろ」

テンゾウ「いや、そうだけどさ......」


ここの隊長は僕なんだけど、

とでも言うかのような目で見られたが、

ここはさりげなくスルーしておく。


ソラ「オイ、そこのお前」


A「......」


ソラ「オイ、チビ」


A「......」


ソラ「オイ!」

テンゾウ「呼ばれてるよ、A」

A「あ?なんだよ」





【チビって言うなよ、クソ野郎が】

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ri_ta0077(プロフ) - kyokapi23さん» kyokapi23さん、コメントありがとうございます!楽しみにしていただいてすごくうれしいです、がんばります! (2018年7月8日 17時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 疾風伝篇楽しにみにしてました!続編おめでとうございます!これからもこの作品を楽しみに待ってます! (2018年7月8日 8時) (レス) id: 8d4ba9d346 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年7月6日 21時

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