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29の巻 ページ29

自来也「ん?おぉ、Aかのぉ!」


カエルのように飛び付いてくる自来也先生を避け、

逃げ回る。


A「もう!来るなっての!」

自来也「ちょっとぐらい抱かせろのぉ」

A「なんかえろく聞こえる!つか私もうガキじゃねぇ!」

自来也「そういう問題じゃないっての。ったく、分かったから。

ほら、ここに来いよの」


ようやく落ち着いてくれた自来也先生を見て、

恐る恐る歩み寄る。


と、やはり抱き着かれた。


A「この、嘘付きえろ仙人め!」

自来也「うっはは!騙される奴が悪いんだぞ。忍者は裏の裏を読め、何度もそう教えたろうの」

A「くっそぉ」


女湯の柵の隣に腰を下ろし、

私を後ろ向きにして、

あぐらの中に座らせる自来也先生。


そして、

再び女湯を覗き始めた。


自来也「で、なんだ。用事があって来たんじゃないのか?」


それを覗きながら聞かないでほしい。


A「修行に付き合ってくんないかなと思ってね」


自来也先生を見上げて、

用件を単刀直入に述べる。


自来也「修行?」

A「ん。あ、ただの修行じゃないべや。仙人モードで」

自来也「わしも仙人モードになれと?」

A「そう。私まだ使いこなせるわけじゃねぇから、手合わせしてほしいのさ。

お願いします、先生」

自来也「その仙人モードは、確か蝦蟇じゃなかったな」

A「犬」

自来也「うーん」

A「無理?」


必殺、うるうる上目遣い!


自来也「しょうがない!Aのためだ、ひと肌脱いでやろうかの」

A「よっしゃ!」


先生がこの攻撃に弱いことは知っている!


A「はい、じゃあ捕まって」

自来也「おうよ」


自来也先生が私の肩に手を置いたのを確認して、

再び飛雷神を発動させる。





【犬と蝦蟇の能力って違うのかな?】

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ri_ta0077(プロフ) - kyokapi23さん» kyokapi23さん、コメントありがとうございます!楽しみにしていただいてすごくうれしいです、がんばります! (2018年7月8日 17時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 疾風伝篇楽しにみにしてました!続編おめでとうございます!これからもこの作品を楽しみに待ってます! (2018年7月8日 8時) (レス) id: 8d4ba9d346 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年7月6日 21時

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