【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【疾風伝 - 1】

18の巻 《アスマ班》 ページ18

ガラガラ。


A「うげ......」


カカシの病室に入ると、

なぜかアスマ班が勢揃いしているところに

遭遇してしまった。


彼らは私を見るなり、

脳天に一撃を食らったような表情を浮かべる。


カカシ「ククッ」


――笑うなや。


アスマ「カカシ、これは現実か？」

カカシ「触って確かめてみれば？」


カカシの意味の分からない案に、

アスマ班は素直に私の元へと歩み寄ってくる。


A「オイ、カカシ......！」


カカシ「いいじゃないの。これも、嘘を付いた罰ということで」


そんな言い訳をするカカシを睨み付けながらも、

ペタペタと至るところを触ってくる

いのの手を掴む。


A「やめろや、いの」

いの「だって、え？本当なの？これ」


胸やら足やら、

女子ではないと触れないところは

いのの役目らしい。


A「本当だ――いてっ」


パチンとデコピンを食らわせてくるのは

シカマルだ。


シカマル「変化の術でも――」

A「やってねぇ――ん？」

チョウジ「じゃあお菓子食べる？」


ほい、と

ポテチを分けてくれるのはチョウジ。


A「食べる！」


即答した私を見て、

アスマ班はピタリと動きを止めた。


そして――。


アスマ班「あ、本人だ」


の一言。





【オイッ】

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