顔からマグマ ページ11
無事任務を終え、お腹もすいた帰り道。
「ん〜今日は何食べよっかな〜〜♪」
久しぶりに外食でもしよっかな〜
作るの面倒だし
すると突然後ろで声が。
「ダーメッ☆ 病み上がりなんだから、体にいいもの食べなきゃ。」
えぇえ！？
慌てて振り向くと、そこにいたのはカカシ先輩。
ニコニコ顔で
やあ
と一言。
「き、聞いてたんですね・・・私の呟き・・」
「うん。あ、 っていうかA、俺の気配に気づいてなかったでしょ？
やっぱまだ安静にしとかなくちゃダメだよ」
気配に気づかなかったのは、ご飯の事思いっきり考えていた故に・・・
ああ、言えん。。
仮にも忍。
仮にも上忍。。
しかもあのカカシ先輩の前で、だ。
そんなの、顔からマグマじゃん・・・
「あ、もしかしてご飯の事考えてた？」
図星ッ
先輩ってエスパーだったんですね・・・
そりゃ憧れるわ。
そりゃ好きにもなるわ。
「あ、当たった？」
！？！？！？！？
出ました、マグマ・・・・
そりゃもう、盛大に。
「カマかけたんですか。。。」
「あはは〜 ごめ〜んねっ」
まったくこの人ときたら。。
だから恨めないなぁ・・・
「と、いうことだから、今から俺ん家おいで。」
「ええ！？」
あまりの唐突な先輩の一言に、声が裏返ってしまった。
恥ずかしい・・・
いや、でもそんな事より今は―――
「な、なんでいきなりそうなるんですかッ！？」
ただでさえ男の人の家に上がり込むのには戸惑うというのに(ゲンマは例外)、それがカカシ先輩となると・・
あ”あ”−−−！
ダメッ ムリッ
あまりの慌てように呆れながら
「だーーかーーらーー
俺が料理つくってあげるって言ってるの！
ちゃんと栄養つけなきゃまた倒れるでしょーが」
「はっはい！！」
私は返事をするしかなかった・・・
だって何か出てんだもん！
カカシ先輩から何かが！
何かオーラ的なのが！
顔こそ素敵な笑顔を放っているが、
『俺の料理を食べなきゃ、キミ死ぬヨ』
みたいな圧迫感がシルエット全体から感じ取れる・・・
おお、コレが噂の第六感とやらか・・・・！？
と、いうことで((何が『と、いうことで』だよっ！
私は先輩の家にお邪魔する羽目になった(憧れのカカシ先輩手作りお料理つき)
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
迎井 - 38ページのとこ、生後やと生まれたことになるで？ (2016年8月16日 16時) (
レス) id: 7be442e156 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - 最高でした！ほんと、作ってくださってありがとうございます！ (2016年7月6日 22時) (レス) id: ffb2295102 (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - 初めまして。 字が間違っていてので報告します。退院が隊員に為っていたので確認をしておいてください。ただいま6です。 (2015年6月28日 10時) (レス) id: f185721a0e (このIDを非表示/違反報告)
セラライ - もー、カカシ様(←)イケメンすぎてやばかったですwとてもいい作品でしたよ！ (2015年1月31日 14時) (レス) id: dd477d1bbe (このIDを非表示/違反報告)
ゆがばばば - 感動しましたぁぁぁぁあ〜！ (2014年12月22日 15時) (レス) id: 801bf20496 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なな | 作成日時：2012年9月23日 3時
