ビビりの私が帝王様から逃げるお話 lv.2 ［赤司征十郎］

97. ページ48

征「それで2時間旅に出るって
言うのはどういう意味かな？」







「…言葉の通り少し反省しようかと思いまして…」










征「はぁ…どれだけ心配したと…」








「でもちゃんと、タイムスケジュール送りましたし…」










征「そうだね、スケジュールが送られてくるタイプの
家出なんて初めて経験したよ」









「…喧嘩するなら後ですよ
私二人っきりでは絶対話しませんからね…」









征「…今この車内での会話は俺の空耳かな」








「ギリ、向かい合ってなければ話してやらないこともないですよ」











赤「…日本語もおかしいし、驚くくらい上から目線だな」








「あ、あのあそこだけ寄ってくれたりしますか」










赤「だめだ。」










「なんっ…赤「また逃げるだろう」ぅぐっ…」











赤「悪いが、ショッピングモールで鬼ごっこする趣味は無いんでね」











「…怒ってますか」










赤「別に？」










「おこだめちゃくちゃおこだ…」

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