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「結々、パパにお仕事終わったら
おじいちゃんがお家に来てねって言ってたよって
伝えてくれる??」
結「わかったのー!!」
赤「A聞こえてるよ。
何故この距離で、わざわざ結々に伝言するんだい?」
「…結々ちゃん、パパに変な顔していいよ」
結「ぱーぱ!みてみてまーまのすきなくまさん!」
「ママの好きなくまさんは可愛いんだよっっ!」
赤「……結々、今日はおばぁちゃんの家に
お泊まりしようか」
結「やったー!!!まーまもいく?!」
「絶対行__赤「ママはパパとお話しないといけないから
いけないんだ」…話すことはありません」
赤「…A、俺と喧嘩なんて100年早いよ。」
「……結々ちゃん、パパがママいじめる…」
結「ぱーぱ!まーまはよわいの!!
やさしくしないとだめなのー!!」
「…まだ5歳にもならない娘から弱いって言われるのは
結構心にくるなぁ…」
赤「結々、お部屋に行ってお友達を連れておいで
お仕事が終わったから、おばぁちゃんの家に行こう」
結「ぎょいなのー!!」
赤「A、君も支度をして一緒に行こう」
「いやです」
赤「はぁ…
どうしたら機嫌を治してくれる?」
「お話もしません、お顔も合わせません」
赤「…一人で留守番するのかい?」
「そうします」
赤「……まぁいい。
君の考えは後でいくらでも聞いてあげるよ」
結「じゅんびおっけーなの!」
「結々ちゃん、いってらっしゃい」
結「いってくるの!!
まーま!ぱぱとなかなおりするのー!」
「うぐっ…」
赤「それじゃあ、A行ってくるよ」
「…………………」
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作者名:Rumi | 作成日時:2024年3月18日 22時