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64. ページ15

結「ばーば、どこいくの??」







母「ばーばのおうちよ」







「お義母さん、それは…」







母「大丈夫だから」







結「でも、ゆゆとままがばーばといっしょにいたら
おねえさんにまたおこられちゃうよ」









母「それは、絶対に大丈夫だから
ばーばに任せて」







お義母さんはそう言って、いつもと変わらない笑顔で
沢山話を聞いてくれた。








母「Aちゃん、きっと西條から沢山酷いことを
言われたわよね。」









「っ…」









母「…あの人が言ったことに
事実なんてひとつもないわ。」








「え…?」









母「私と主人は貴方と結々ちゃんを本当に愛しているし
それは征十郎も一緒よ。」







「でも…」








母「それに、ひとつ言わせてもらうと
西條の娘は過去に征十郎にストーカーをして
接近禁止命令がでてるの」








「っ!」









母「あなたと離婚して、そんな女と結婚なんて…
うちの息子はそこまで馬鹿じゃないわ」








「じゃあ、西條さんが言ってたことは…本当に…」








母「私から伝えられる事はこれが全てよ。
あとは、本人から聞くといいわ」







お義母さんがそう言うと車が止まった。







そして、私の後ろでドアが開き振り向くと…








赤「Aっ!!結々っ!!」







彼がいた。

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作者名:Rumi | 作成日時:2024年3月18日 22時

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