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結「ばーば、どこいくの??」
母「ばーばのおうちよ」
「お義母さん、それは…」
母「大丈夫だから」
結「でも、ゆゆとままがばーばといっしょにいたら
おねえさんにまたおこられちゃうよ」
母「それは、絶対に大丈夫だから
ばーばに任せて」
お義母さんはそう言って、いつもと変わらない笑顔で
沢山話を聞いてくれた。
母「Aちゃん、きっと西條から沢山酷いことを
言われたわよね。」
「っ…」
母「…あの人が言ったことに
事実なんてひとつもないわ。」
「え…?」
母「私と主人は貴方と結々ちゃんを本当に愛しているし
それは征十郎も一緒よ。」
「でも…」
母「それに、ひとつ言わせてもらうと
西條の娘は過去に征十郎にストーカーをして
接近禁止命令がでてるの」
「っ!」
母「あなたと離婚して、そんな女と結婚なんて…
うちの息子はそこまで馬鹿じゃないわ」
「じゃあ、西條さんが言ってたことは…本当に…」
母「私から伝えられる事はこれが全てよ。
あとは、本人から聞くといいわ」
お義母さんがそう言うと車が止まった。
そして、私の後ろでドアが開き振り向くと…
赤「Aっ!!結々っ!!」
彼がいた。
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作者名:Rumi | 作成日時:2024年3月18日 22時