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「結々ちゃん、今日こそ保育園行こうね」
結「いかないの、まーまといっしょにいるの」
「もう3日も行ってないんだよ、ママもお仕事探さなきゃ」
結「いやなの！ままといっしょにいるの！！」
「結々ちゃん…」
____彼の元から去って3日経ったが
現実はそう甘くなかった。
「結々ちゃん、昨日は明日行くって言ったでしょう？？」
結「いやなのはいやなの！まーまとずっといっしょなの！」
「…っ」
____その時、私の携帯が鳴った。
「っ……
…結々ちゃん、ちょっと待っててね」
結々にそう告げて、私はキッチンへと移動した。
「はい、もしもし…」
西「やっと出たわね。
ちょっと、あんた一体どういうつもり？」
「え…？」
西「え？じゃないわよ！
私、征十郎と愛し合ってるって言ったわよね？
なんで邪魔するわけ？？」
「すみません、仰ってる意味がよく分かりません…」
西「あーもう！！本当にムカつく女！！
あんたなんかこの世から消えればいいのにっ！！」
西條さんからの言葉で私は思わず涙が溢れた
その時だった。
結「まーまにひどいこといわないで！！！」
「結々っ？」
結「ままとゆゆはぱぱがいなくてもがんばってるもん！！
おねえさんはぱぱといっしょにいるんでしょ！！
だったらもうままをいじめないでっっ」
結々は大きな目から涙を流しながらそう言った。
西「っ…」
西條さんもまさか結々から反論されるとは
思っていなかったらしく、すぐに電話を切った。
「結々、ごめんね…怖かったね…」
結「ゆゆは…っ、ゆゆはぱぱのかわりにままをまもるの…っ
だから、まーまとはなれちゃだめなの…っ」
「っ…！」
結「あのおねえさんいつもよるにまーまにでんわで
どなってるの、だからゆゆがままもまもるの…っ」
私は結々の言葉で号泣してしまった。
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作者名：Rumi | 作成日時：2024年3月18日 22時
