『悪魔の六つ子』と『双魔の死神』

第壱松目 ページ4

ﾄﾞｶｯ ﾊﾞｷｯ


モ「ぐはっ！」(ﾄﾞｻｯ


？「えぇ〜！もう終わり！？」


『…(ﾋﾟｯ、3分38秒、前よりあがってるね』


？「マジで！！やったぁ！！」


ここはある町のとある路地裏

そこに二人の青年が立っていた


『…早く行こう、幻夢…遅れる』


幻「りょーかい！！…でもさ、遅れてもいいんじゃない？俺らトップだし！」


『…確かにそうか』←


そう呑気に話している青年の足元には

意識の無い不良どもが…30人ほど倒れている


幻「次に喧嘩売ってくるんだったら、もうちょっと強くなってから来ることだね」


『でないと、さっきみたいにやられるよ…？』


そう言って、立ち去ろうとした、その時


モ2「おらぁぁぁぁぁ！！」


幻/『「！？」』


物影に隠れていたであろう、今倒れている不良どもの仲間らしき人物

一直線に逢夢目掛けて、殴りかかろうとする

幻夢が前に出ようとするが、逢夢の手で塞がれてしまった

そして


モ2「リーダーのかたk(ぐはぁっ！」


ﾄﾞｻｯ


突っ込んでくる不良の顎を、逢夢は手も使わず、足で蹴りあげた

そのかん、逢夢は蹴りあげた衝撃で後ろに倒れそうになるが、バック転で着地した


幻「ﾋｭ〜♪さっすが！」


『はぁ…弱者の足掻きってやつほど、面倒くさいものはないね…また挑戦してよ、もっと強くなってから…さ』


幻「そうそう！」


そう言うと、今度こそ去っていった




残された30人くらいの不良

ほぼ全て気絶している

その中の一人はまだ息があるようで

残り少ない意識のなかで、その不良は



「覚え…て……いやがれ………









「双魔の死神」」


そう呟いて

意識を無くした

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