『悪魔の六つ子』と『双魔の死神』

第弍拾伍松目(過去) ページ28

王子様……？結婚……？お付き合い……？


トト「ダメ…ですか？」(涙目＋ｳﾙｳﾙ


うぅ…そんな目で見られても…


『えぇ…と、あn「「「「「「ダメ！！！」」」」」」うわっ』


僕とトト子ちゃんの間にパーカー君達が割り込む


お「トト子ちゃん！俺の方が良いよ！俺にしな！？」←


カ「トト子ちゃん！お願いだ！俺にしてくれ！！」←


チョ「トト子ちゃん！僕の方が良いよね！！僕が良いよね！？」←


一「トト子ちゃん…！考え直して！」←


十「僕の方がすっごい好きだよ！？」←


ト「トト子ちゃん！この人より僕にしときなよ！？」←


ｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ


……モテモテだね、トト子ちゃん

まぁ、確かに可愛いし、美人だしね


幻「……さない」


『ん？どうした…？幻夢？』


幻夢が何か言ってたけど、聞き取れなかった…


幻「許さないから！！逢夢ねーとお付き合い！？挙句の果てに結婚！？！？絶っっっっ対許さないから！！！」


うわっ、幻夢が覚醒した←


『……ﾊｧ』


何か、色々疲れた…←


結「どうするの？あーちゃん？」


いつの間にか、隣にいた結ちゃんがそう聞いてきた


どうするって…


遠くで、トト子ちゃんとパーカー君達、幻夢が言い合っている


『……とりあえず、帰るよ。それに＿＿＿＿＿＿＿だし』(ﾆｯ


結「本当！やった！」


さてと、


『幻夢、帰るよ』


幻「…はーい」


幻夢は、不貞腐れた顔で返事をする


"拗ねない、拗ねない"と優しく頭を撫でてあげる


『それと…』


撫でてあげるのをやめて、トト子ちゃんに向き直る


『…トト子ちゃんの気持ちは嬉しいよ』


僕は、そう言った


トト「！！、じゃあ！」


『けど、』


トト子ちゃんの言葉を遮って、僕は言葉を続ける


『その気持ちには、答えられない』(ﾆｺｯ


トト子ちゃんの目線まで腰を下げて、トト子ちゃんにしか見えないように、優しく笑った


『それに、僕こんな身なりだけど、









.









"女"だよ？』


そう言った瞬間、空気が凍った

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