『悪魔の六つ子』と『双魔の死神』

第拾伍松目(過去) ページ18

六つ子(一松)said


ﾁｯ…こいつ、汚い手使いやがって


しかも、見た感じ…


呼んだ仲間って奴は多分、さっきの奴等より強い奴等だ


それにこの集団のボスっぽい奴の所にトト子ちゃんと結ちゃんって言う新入生…


助けに行きたいけど、手の出しようが…


ボス「これでお前らは手は出せないよなぁ〜？少しでも抵抗する素振りを見せたら…なぁ？」


ボス的な奴は結ちゃんの顔をナイフで撫でる


結「い、嫌！」


結ちゃんは思わず、顔を背けた

その時！


ｼｭｯ


全松「「「！？」」」


ボス「！？」


結「いっ…」


背けた拍子に頬に傷が出来てしまった


女の子の顔に！←


ボス「ふ、ふんっ！いい気味だ！お前ら！やっちまえ！！」


その声と同時に奴等は俺達に殴りかかってきた


ﾄﾞｶｯ！ﾊﾞｷｯ！


あぁ…クソッ…マジで痛てぇ…


このままやられて恥さらしにする気か？


というか、他の奴等は…


自分もやられながら、周りを見る
そこには…



ﾄﾞｶｯ
お「ｸﾞｯ…！ｶﾊｯ…」


ｹﾞｼｯ
カ「ｸﾞﾊｯ！…」


ｶﾞｯ
チョ「う"っ！…」


ﾄﾞｺﾞｯ
十「ｶﾞﾊｯ！」


ﾄﾞｺﾞｯ
ト「う"ぐっ！」


ボロボロになっていく、兄弟達の姿だった


その様子を、ある者は顔を青ざめ、ある者は涙を流し、ある者は手を握りしめながら見ていた


ﾊﾊｯ……本当、格好悪いな…
新入生も幼馴染みも助けられないなんてさ…


何もかもを諦めようとした時

微かに聞こえた、結ちゃんの助けを呼ぶ声


結「助けて…！あーちゃん！げんちゃん！」


その声の後、直ぐに聞こえた聞きなれない声









？「呼ばれて！」

？『飛び出て…』

？「ジャジャジャ！」

？『ジャーン(棒』


？/？「『呼んだ？結ちゃん』」(ﾆｺｯ


声が聞こえた方に顔を向ける


と、そこに居たのは、


金髪の男子と銀髪の少年の顔がそっくりな奴等だった


六つ子(一松)said終了

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