深海の商人 その�将将将� ページ43
─────……
──……
『……ん、』
ゆっくりと眠りから目を覚ました
ぱちぱち、と何度か瞬きを繰り返す
『(あれ、先輩達がいない…)』
両隣に寝ていたリーチ先輩達は既にいなかった
起こしてくれても善いのに…
『(それにしても…なんか、不思議な夢を見たな)』
見覚えのある海と見覚えのあるような気がする2人の人魚
『(なんかの暗示かな…？)』
ぼんやりと考え乍、時計を見ると
『は、えぇ！？』
あと少しで一時間目の授業が始まるという時間だった
『やっば、朱雀！朱雀ー！』
僕がそう呼ぶと、ボワッと炎をあげて朱雀が現れる
朱「…何でしょうか」
『え、何で怒って………あ、』
そう云えば……昨日の夜、何も云わずに朱雀を戻しちゃったんだった…
『あ、あのね、朱雀？これには訳が……』
朱「…はぁ、訳は後でたっぷり聞かせて貰います。今はご準備を……ん？」
『？朱雀？』
途中で途切れた朱雀の言葉に違和感を感じ、朱雀の近くに行く
朱「…如何やら、準備はしなくてもよろしいようですよ？」
カサッと1枚の紙を手渡し乍、朱雀はそう云ってきた
渡された紙を見ると
[Aさんへ
今日から3日間は学校へ行かないで大丈夫です。
僕たちの方で手続きは済ませておきます。
朝食を作りましたので、召し上がってください。
それではいってきます。行ってきま〜す！
ジェイド・フロイド]
『…成程、』
…って、納得してる場合じゃないよね！？
『成程じゃない！ど、どうしよう…！』
朱「落ち着いてください。とりあえず、簡単でいいので状況を話していただけますか？」
『えっと……』
僕は朱雀にこれまでのことを簡単に説明した
朱「…なるほど、状況は判りました」
『どうしよう、朱雀！？』
少し「落ち着いてくださいって、こういう時の異能力でしょう？相手には異能力を感知できる人はいないんですから」
……あ、
『その手があった！サンキュ！朱雀！』
朱「主人の足りない脳を補うのも私たちの仕事なので」
『…さては、根に持ってるな。昨日のこと』
朱「別に、気にしてませんよ。さぁ、準備しますよ」
いーや、あれは絶対に根に持ってる！
僕には判るんだからな！
『うわわっ…ちょ、追い剥ぎみたいにするなって！』
その後は、朱雀に(無理やり)着替えさせられ
朝食は、僕は朱雀の作ったものを、朱雀はジェイド先輩が作ったものを食べた
─────
遅くなりました…！
申し訳ございません…！！
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十字架(プロフ) - 狐兎さん» コメントありがとうございます！ハマっちゃいましたね？なら、もっとハマっちゃってください！(笑)更新早めに出来るよう頑張りますね！！(*`･ω･)ゞ (2022年3月29日 4時) (
レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
狐兎 - もうハマりすぎてヤバいですw次の更新楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2022年3月28日 22時) (レス) @page45 id: a6b525896e (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 帆希さん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけてとても嬉しいです！(*´∀｀*)今日中に1話は更新しようと思ってますので少々お待ちください！(*^^*) (2022年3月21日 13時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
帆希 - 続き楽しみにしてます‼︎この作品めっちゃ好きです‼︎ (2022年3月21日 10時) (レス) @page44 id: eda95773e4 (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 稲荷さん» コメントありがとうございます！大変おまたせ致しました！少しだけですが続きを更新しました！見てくださると嬉しいです！！(*´∀｀*) (2021年9月18日 20時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2020年10月15日 15時
