深海の商人 その�将将� ページ31
ア「「契約」は"可哀想"だとか、そんな感情的な理由で他人が口を挟めるものじゃあないんですよ。つまり、一昨日おこしください。………ということです」
ﾕｳ「だったら、自分も取引します！」
『！ユウキ！？』
ジャ「！？おい、お前なに考えてんだ！？」
僕の方から取引きを持ち出そうとした時、先にユウキがそう云った
ア「ほぅ、僕と取引したいと？面白いことを仰る」
フロ「あはっ。小エビちゃん、度胸あるじゃん」
いつの間にか、ジェイド先輩とフロイド先輩が部屋にいて、テーブルには4人分の紅茶が置かれていた
ア「…ふぅむ。あなたが僕と取引したいのは分かりましたが……しかし、困りましたねぇ。確かユウキさんは、魔法の力をお持ちでない」
ユウキは、本当に優しいただの人間
この世界に似つかわしくない程に
ア「それだけ大きなものを望むのでしたら、相応の担保が必要です」
ジャ「担保、だと？」
ア「たとえば……ユウキさんが管理しているオンボロ寮の使用権、それか──」
言葉を区切ると、アーシェングロット先輩は僕の方を見る
ア「───Aさん自身、など」
ﾕｳ「！？」
『……僕、自身？』
どうして、僕を？
バンッ！！
グリ「その話、乗ったーーー！！！」
VIPルームの扉が勢い善く開いて、入って来たのは泡だらけになったグリム
ﾕｳ「グリム、いつからそこに！？」
グリ「も、もうこんな生活嫌なんだゾ！オレ様の毛は食洗機じゃねぇってんだ！」
アワアワになっている状態でプンプンと怒るグリム
其れを見乍、僕は紅茶を1口啜った←
ジェ「グリムさん、作業員がサボって立ち聞きとは感心しませんね。フロイド、つまみ出しておしまいなさい」
フロ「はぁ〜い」
ニコニコとした笑みを浮かべて、グリムに近づくフロイド先輩
ア「まあまあ、待ちなさい2人とも」
先輩達を止めたのは、アーシェングロット先輩だった
ア「ユウキさん、グリムさんもこう仰っていますよ？どうしますか？オンボロ寮を担保に、僕と契約しますか？……それとも、」
"Aさんを担保に………でもよろしいですよ？"
アーシェングロット先輩は微笑みを浮かべてそう云った
グリ「うぅ、ユウキ〜〜助けてくれぇ……」
ジャ「おい、ユウキ。やめとけ！オンボロ寮ならまだしも、A自身を、だなんて。どうせこっちが不利な条件での契約に決まってる」
ﾕｳ「っ……」
ユウキ、迷ってるな
なら、
『ユウキ、僕を担保に契約してよ』
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十字架(プロフ) - 狐兎さん» コメントありがとうございます！ハマっちゃいましたね？なら、もっとハマっちゃってください！(笑)更新早めに出来るよう頑張りますね！！(*`･ω･)ゞ (2022年3月29日 4時) (
レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
狐兎 - もうハマりすぎてヤバいですw次の更新楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2022年3月28日 22時) (レス) @page45 id: a6b525896e (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 帆希さん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけてとても嬉しいです！(*´∀｀*)今日中に1話は更新しようと思ってますので少々お待ちください！(*^^*) (2022年3月21日 13時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
帆希 - 続き楽しみにしてます‼︎この作品めっちゃ好きです‼︎ (2022年3月21日 10時) (レス) @page44 id: eda95773e4 (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 稲荷さん» コメントありがとうございます！大変おまたせ致しました！少しだけですが続きを更新しました！見てくださると嬉しいです！！(*´∀｀*) (2021年9月18日 20時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2020年10月15日 15時
