【鬼滅の刃】好感度見える体質なんてべつに嬉しくない (ページ16)

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任務開始ページ16

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「うわああああああ゛あ゛！！だれか、誰か！助けてくれえ！！」

『！！あっちだ！』

北東の方で男性の悲鳴が聞こえる。
鬼に会ったら恐怖で叫べない人がほとんどだが、叫んでくれて助かった。
二手に分かれた宇髄さんにも聞こえたはずだ。

『…いた！！』

「A！！」

『宇髄さん！！屋根の上に居ます！』

どうやら宇髄さんも駆けつけてくれたようだ。
それと、屋根の上に鬼が座っている。
どんな術を使うかも分からない…油断は禁物！！師匠の教えだ。

「あらあら。攫って喰おうと思ったのに。もう来ちゃったの？？…こいつが叫ぶから。」

「た、助けてくれ！！！どうか、、」

男の人を殺そうと鬼が手を伸ばす。
…させるか！！！

『時の呼吸弍の型〝翫歳愒日(がんさいがんじつ)〟』

〝ズシャッ〟

鬼の両手を切る。
…男の人は逃げてくれた、ありがたい。

「手が再生しない、飯も逃げた…最悪な気分。貴方は女だから喰いたくないわ。…でも、隣の男は美男ね。女の方は死んで、男は私に食べられなさい！」

「そんな地味な死に方してたまるかよ！！お前が地味に死にやがれ！！
音の呼吸肆ノ型〝響斬無間(きょうざんむげん)〟！！」

爆音とともに、宇髄さんの攻撃が当たる…
瞬間、鬼の姿が消える。

「っ！！どこだ…？」

「ここだよ。ばーーか」

『いつの間に！！うっ゛』

「A！」

鬼の方向を見た瞬間、背後から腹に黒い玉が当たり、鋭い音と共に生暖かい血がドバドバでる。
何故、鬼と違う方向から攻撃が…？

「ふふっ。この玉は遠隔操作ができて、しかも威力は凄まじい…それに、僕は瞬間移動で攻撃を避けれる。次はどこに当てて痛みつけてあげようか。」

「させるかよっ！！派手に殺す！！っ！？」

ダメだ…攻撃しようとしたら必ず消える…どういうことだ。
でも、何故だろうか。違和感がある。馬鹿でも考えてみるしかない。

…まず、口調が変わってる。一人称は僕と私。
次に、本当に鬼が言ってる術の詳細は正しいのか。というところ。敵相手にそんな負けるかもしれないのに術の詳細を言うか…？？

もし、嘘だったとしたら？
一人称や口調が違うのは？

ああ、そうか。

『宇髄さん、鬼は2人です！瞬間移動じゃなくて、透明なって移動したようにみせかけて、背後から狙ってる！！！』

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【大正コソコソ噂話】
夢主ちゃんはYDK(やればできる子)です