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story 040. ページ42

だんだん空が暗くなってきて、みんなアジトに戻った。

「どけよ、あったまっただろ」

「まだまだ寒いよ」

「あぁ〜・・・、あったけぇ」

雪遊びしていた男たちが暖炉の前に密集する。

「どけよ、フェイ」

「なんで私にいうか」

「前にいるからだよ」

「だたら、団長に言えばいいね」

「いいからどけよ!」

無愛想な反応にフィンクスは腹を立てたのか声を荒げた。

「二人とも仲良いのはわかったから、早く机の上綺麗にしな、ご飯だよ」

ちょうどいいタイミングでマチが軽く仲裁する。

私はむさ苦しい集団を尻目に見つつ、料理が運ばれてくるのを待つ。

ガタッと椅子を引く音が聞こえ目線をそちらに向けると

「さすが食いしん坊、誰よりも早いな」

「・・・朝から何も食べてないんだから、お腹ぐらい減る」

「我慢した方が腹の肉減るんじゃないか?」

ニコニコしながら非難の言葉を吐くクロロ。

「・・・ちっ」

最近太ったこともあり、何も言い返せず小さく舌打ちした。

「あら、シャルがまだいないわね」

その言葉に反応し、周りを見渡すが確かにいない。

仕事があるって言ってたからまだ終わってないのかもしれない。

「私、呼んでこようか?」

「うん、よろしくね」







コンコン…

「入るよ」

「ああ、なんだAか。どうしたの?」

一度目を向け、黙々と作業を進めるシャル。

「ご飯できたって」

「そ、わざわざ悪いね」

散らばった資料をうまく交わし、シャルの元まで行く。

「明日の仕事?なんか手伝おうか?」

「あ、じゃあホッチキスで止めてくれる?」

「わかった」

「ありがとう。Aは使えるね」

なにそれと言い笑うと、

「これからもよろしくね?」

そんなこと言うシャルと目が合った瞬間悪寒が走った。

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もも水(プロフ) - 畜生アダルトリオ可愛いな畜生さん» ありがとうございます!!更新…がんばります( ; ; ) (2015年7月16日 20時) (レス) id: a9d48669b2 (このIDを非表示/違反報告)
畜生アダルトリオ可愛いな畜生 - うおぉ……シャル君えげつない…!!(((そこもまた可愛いけど★(((((更新頑張って下さい!!もう全力で応援してます!! (2015年7月15日 23時) (レス) id: 6ae8615bc3 (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - カトルさん» ありがとうございます(;_;)更新が遅れていますが、よろしくお願いします! (2014年11月20日 19時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
カトル - とても面白いです!更新頑張ってください!! (2014年11月15日 21時) (レス) id: 268f32aa7e (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - ロックさん» 返信遅れてすみません;; 見てくれて感謝です(^-^) これからもお願いします♪ (2014年10月9日 0時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも水 | 作成日時:2013年12月26日 3時

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