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~*story2*~ ページ4

その声の主が列から出て俺達の元に歩いてきた


その姿は凛としていて、こんな女が本当に存在するのかという疑問を抱くくらいの魅力的な女だった


思わず言葉を失っていると隣のイザベルが騒ぎだす


「何あのチョー美人さん!!すっごく綺麗な人だな〜…」


「あぁ…あんな美形な人、はじめて見たぞ…」


ファーランも顔を赤らめながらイザベルと話していた


「えっと…リヴァイとイザベルとファーラン…だよね?」


その女は俺達の前に立ち首を傾げた


「はい、そうです」


ファーランが答えるとにっこりと微笑み


「よっし!三人ともよろしく!」


手を差し出してきた


その笑顔は言葉に表せないほどの物で正直焦る


「よろしくな!美人さんよ!!」


「よろしくお願いします!」


イザベルとファーランはそいつの手を握り返すが俺はしなかった


「リヴァイもよろしくね?」


次は直接俺に向かって手を差し出すが


「ふん、仲良くする気なんざこれっぽっちもねぇよ」


俺は照れ隠しで咄嗟にそう言った


「…もう、素直じゃないんだから〜!」


怒るかと思ったが案外軽く流す


少し驚いているとその女は話し出した


「ねぇキースー!良いでしょ〜?私の班に入れるからね!!拒否権なし!」


キースに近づき服を引っ張る女


…なんだアイツ


意外な一面にまた驚いているとキースがため息をついた


「もう勝手にしろ、お前にはいつも敵わんからな…」


「ふふっ。さっすがキース!話が早いわね!」


じゃあ…と言いながら皆の方に向く女


「リヴァイとファーランとイザベルは私の班に入れます!文句ある人いる?」


ハキハキと喋る女に反抗する奴はいない


「んじゃあ決まりね。わーい!嬉しいな〜!」


一人嬉しそうにはしゃいでいるそいつを見て思った


…あいつは何者なんだ…?

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ああ - あうさん» 作者様は読者の私達のために一生懸命作品を考えて提供してくれているんです。それなのにそのようなコメントはどうかな??って思います。何か変えてほしいなら具体的に説明してあげたらいいのではないですか?? (10月24日 16時) (レス) @page31 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳様。(プロフ) - あうさん» 作者様に作品を提供してもらっている身なのにそのコメントは良くないと思います。自分の意見があるなら、汚い文面では不愉快になる人がいますよ? (2022年1月3日 23時) (レス) id: 0c1825ef28 (このIDを非表示/違反報告)
兵長大好き女子(プロフ) - 白狐さん» ありがとうございます!!そうですかね…?嬉しい言葉頂き少し安心しました!わざわざコメントありがとうございます♪ (2015年8月14日 9時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - 全然そんなこと無いですよ!面白いです!! 記号いれてもアリだと思いますよ ( ^ ∀ ^ )♭ (2015年8月14日 7時) (レス) id: 60894caba1 (このIDを非表示/違反報告)
兵長大好き女子(プロフ) - あうさん» 意見ありがとうございます!期待に応えられなくて申し訳ございません。この小説は完結したので今後書いていく小説にいかしていこうと思います!本当にありがとうございました! (2015年8月10日 19時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兵長大好き女子 | 作成日時:2015年3月30日 18時

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