[Remake]PRISONER OF AZKABAN【Harry Potter・男主】 (ページ13)

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act.11 ページ13

そのスネイプは明かりのついた杖をハリーの目の前に掲げていた。

ハリー「父さんは威張ってなんかいませんでした、僕だって…出来ればその杖を下ろして頂けませんか、スネイプ先生」

スネイプ「ポケットを裏返せ、ポケットの中の物を出せ」

スネイプに言われハリーはポケットの中から羊皮紙を出した。

スネイプ「それは？」

ハリー「羊皮紙です」

スネイプ「本当か？開け」

スネイプに言われてハリーは持っていた羊皮紙を開いた。

そこにスネイプが杖を当て汝の秘密を顕せと言う。

すると羊皮紙には文字が浮かび上がった。

スネイプ「読みあげろ」

ハリー「我らムーニーパッドフット、プロングズよりスネイプ先生にご挨拶申し上げる、そして…」

スネイプ「続け給え」

ハリー「他人事に対する異常なおせっかいはお控え頂ますよう…」

スネイプ「何？何と無礼極まるこの…「セブルス」

聞き慣れた声にスネイプが振り返るとそこにはルーピンが居た。

『何やってるルーピン、こんな所で』

ハリーの後ろに居た(名前)が問いかけた。

スネイプ「散歩、ですかな？この月夜に、ん？」

スネイプを無視しハリーの方を向くルーピン。

ルーピン「(名前)も居たんだね」

ルーピンはハリーの後ろに居た(名前)にも気づいた。