▽.37 御幸オチ ページ40
◇御幸side◇
数日後の昼休み、俺は香菜ちゃんとご飯を食べていた。
一緒に居るが、俺と香菜ちゃんは付き合ってはいない。
Aのためにも、香菜ちゃんにちゃんと告白しないとダメだと思うのだが
いざ、口に出して言うとすると声が出ないのだ。
そして、香菜ちゃんと過ごして違和感がある。
何かが足りない。違う。
楽しいはずなのに、あまり楽しくない。
それに、Aのことを頻繁に思い出すようになった。
優しくて少し高い声、
悪戯っ子みたい笑う顔、
髪を耳にかける仕草…
最後に俺のことを好きって言ってくれた
泣きそうになりながらも笑うA。
俺が見た中で一番綺麗で、脳裏から離れない。
何でだろうな…?
香菜ちゃんと居る事を俺は望んだのにな…?
松「…ぱい!…先輩!!」
御「ん、あ!?何?」
松「…池野先輩のこと考えてました?」
図星をつかれ、思わず黙ってしまった。
松「やっぱり…。先輩、無理しないでください。池野先輩のことが好きなんですよね?」
御「や、俺は香菜ちゃんが…」
松「嘘言わないでください。見てたらわかりますよ?」
俺がAを…?
そっか。そうだったのか。
今ごろ、気づくとか馬鹿だな俺。
きっと、Aのことは出会った時からずっと好きだったんだ。
だから、顔が好みだからという理由つけて、Aは捨てないで仲良くしてさ。
そして、香菜ちゃんと居ると違和感があり、物足りないのは俺の隣にAが居ないからだ。
御「ははっ…」
香菜ちゃんには悪いけど、香菜ちゃんに対しての好きは勘違いだったのか。
松「まだ、間に合うと思いますよ?」
御「…行ってくる」
香菜ちゃんありがとな。
香菜ちゃんのことは後輩として、人として好きだぜ?
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るな - 何度も見ちゃいました。凄く泣けるし、面白いし、この作品凄く大好きです! (2015年3月4日 15時) (レス) id: 89438c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
紅覇 - 何度も見ちゃう!そして感動! (2015年2月10日 18時) (レス) id: 8d66b50b66 (このIDを非表示/違反報告)
栗原(プロフ) - ★アリス☆┗┃∵┃┓さん» コメントありがとうございます!!感動してもらえるなんて嬉しいです(o゚▽゚)書いたかいがあります笑!わ (2015年2月7日 19時) (レス) id: de61b7daa1 (このIDを非表示/違反報告)
栗原(プロフ) - しゅな(?´ ? ` )ノさん» 嬉しいお言葉ですー!こちらこそ、ありがとうございますです(*T▽T*)コメント、あざっした!! (2015年2月7日 19時) (レス) id: de61b7daa1 (このIDを非表示/違反報告)
栗原(プロフ) - soraさん» そう言ってもらえる小説を書けて、嬉しいです(*T▽T*)私なりに頑張ります!コメント、ありがとうございましたッ!! (2015年2月7日 19時) (レス) id: de61b7daa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:○ | 作成日時:2014年10月11日 21時