悪役なりの精一杯の恋だから【ダイヤのＡ】

▽.２３ ページ24

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◇御幸side◇






朝練が終わった後、



廊下を歩いてると見慣れた後ろ姿が見え、声をかけた。






御「A、おはよ♪」


貴「あ、おはよ」






ニコッと微笑んでくれるAは、



今日も変わらず綺麗だった。






御「なぁ、今日サボらね？」


貴「え…ごめん。そんな気分じゃない」


御「そっか…、わかったぜ」






…Aに初めて断られたな。



まぁ、気分じゃないときもあるよな。



俺も、この前気分じゃなくて断ったし。



仕方ないよな。






御「じゃあ俺どうしよっかなー…」


貴「他の女でも誘えば？」


御「他の女か…」






俺は一回遊んだ女とは遊ばない主義だし…。



つか、面倒だからな。



今から誰か居るか…？






貴「香菜ちゃんは？」


御「香菜ちゃんか…

変わらず俺の事好きになってくれねーんだよ」


貴「一也でも落とせないんだねw」


御「うっせw」






けど、一緒に弁当食べて少しは好きになってもらったと思ったんだけどなー。



香菜ちゃん、手強いな。






御「じゃ、適当に遊んでくるわ」


貴「はいはい」






そして、俺達は別れた。



Aは教室に戻り、俺は適当に女に声をかけ、保健室に連れ込んだ。






松「……」






香菜ちゃんに見られてるとも知らずに。





◇




めちゃくちゃだった文を少し手直ししました！

読み返さなくても、大丈夫です！

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