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◇貴方side◇
その後は
一也とは何もしなくて、お互い会話もせず時間だけが過ぎた。
静寂が続く。
私は立ち上がり、
貴「一也、私今日はもう帰るわ」
御「ああ、わかった」
その場から逃げるように私は資料室から出た。
今日は家に早く帰って勉強でもしようかな。
何かに集中していれば一也のことを考えなくて済むし。
そんな事を考えながら廊下を歩いてると、
香菜ちゃんにばったり会ってしまった。
松「あっ…こんにちは!」
貴「…こんにちは」
嫌味のない笑顔で挨拶をされてしまったので、
私も思わず返してしまった。
香菜ちゃんはジャージ姿で、足の膝からは血が出ていた。
今は授業中、香菜ちゃんは体育の時間に怪我して保健室に向かうところなのだろう。
私とは違ってきっとサボりではない。
私はそのまま通りすぎようとしたら、
松「あの!実はまだ保健室の場所覚えてなくて…
それでよかったら教えてくれませんか?」
貴「…いいよ」
まさか、香菜ちゃんに引き止められるとは。
入学してまだ一週間もたってないから校内覚えてないのは仕方ないけど、
何故私なのだろう。
運が悪いのか…
それとも、これは運がいいと言っていいのか…。
貴「保健室はこっちだよ」
松「はい!」
私はとりあえず、香菜ちゃんを保健室に案内することにした。
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るな - 何度も見ちゃいました。凄く泣けるし、面白いし、この作品凄く大好きです! (2015年3月4日 15時) (レス) id: 89438c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
紅覇 - 何度も見ちゃう!そして感動! (2015年2月10日 18時) (レス) id: 8d66b50b66 (このIDを非表示/違反報告)
栗原(プロフ) - ★アリス☆┗┃∵┃┓さん» コメントありがとうございます!!感動してもらえるなんて嬉しいです(o゚▽゚)書いたかいがあります笑!わ (2015年2月7日 19時) (レス) id: de61b7daa1 (このIDを非表示/違反報告)
栗原(プロフ) - しゅな(?´ ? ` )ノさん» 嬉しいお言葉ですー!こちらこそ、ありがとうございますです(*T▽T*)コメント、あざっした!! (2015年2月7日 19時) (レス) id: de61b7daa1 (このIDを非表示/違反報告)
栗原(プロフ) - soraさん» そう言ってもらえる小説を書けて、嬉しいです(*T▽T*)私なりに頑張ります!コメント、ありがとうございましたッ!! (2015年2月7日 19時) (レス) id: de61b7daa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:○ | 作成日時:2014年10月11日 21時