忍と天女と物の怪 ~3~【忍たま】

はじめまして四年生 ページ18

、


「なぁんだ、滝夜叉丸か。
暗くてよく見えないからびっくりしたよ」

「お前…よくもまあそんなセリフを…」



わなわな震える彼を、まあまあ、となだめる。
たきやしゃまるさん、という人らしい。

滝夜叉丸さんは綾部さんをしばらく睨んでいたが、すぐ私の方を見た。

じーーっと見た。



「この子はA。
転入してきたくノ一教室の子だよ」


綾部さんが滝夜叉丸さんに説明すると、少し警戒気味だった滝夜叉丸さんがぱっと笑顔を見せた。


「そうだったのか！
私は四年い組の平滝夜叉丸だ」


すっと手を差し出しながら素敵な笑顔を向けてくれる。
友好的な方だ！

と、そこで終わればよかった。


「私は四年い組体育委員の平滝夜叉丸!!教科も実技も学年トップの忍術学園のアイドル！！！
得意武器は…」

『……』


結論から言いましょう。
四年い組、体育委員の平滝夜叉丸さんは綾部さんにデコピンされてうずくまり黙り込みました。

いや、デコピンなんて可愛いものじゃなかった気がします。「ドスッ」みたいなすごく痛そうな音がしましたし…


『大丈夫ですか…？』

「大丈夫大丈夫、放っておいていいよ」






私の問いかけには何故か綾部さんが答えたのでした。







ーー作者からーーーー


受験生となってしまいました…(絶望)

受験を言い訳に更新がなかなかできず、申し訳ありません。
待ってくださった方々に、見せる顔がない…なんて思っていると、

「実際小説だから顔は見せないけどね！」

と伊作が笑います。
そう、伊作が「小説ほったらかしだなー」ときょう夢で散々叱ってくれたので更新することができました。

忍たまのみんなが叱ってくれました

ありがとう忍たまのみんな。

全キャラ出し終えてないんだから更新は止めないぜ！！！


コメントを下さった皆様、本当に久々に見て泣くかと思うくらい嬉しかったです。

これからも更新頻度がどうなるかはわかりませんが、私が私の意思で書き始めた作品です、途中で捨てたりしません！！

完結までお付き合いいただけたら、うれしいです。



長々とすみません、読んでくれているあなた、神様ですね！！(確信)




ーーーーー



あとこちらのミスで一時的に最終話みたいな話が公開されてました。

みてしまった人、「え！？おわり！？」ってなりましたよね、すみません。



まだまだ終わりません。

みてしまった人は忘れよう！！(無茶振り)

知りたい！→←おしえて

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す