流星群

流星群 5 ページ7

ななside

？｢なな！｣


兄さんに玉狛支部まで送ってもらいチャイムを鳴らすと中から一人の女の子が飛び出してきた。


『おはよ。桐絵。』

この子は小南桐絵。私の数少ないお友達だ。


桐｢ほら！中に入って！｣


桐絵は私の腕をグイグイと引っ張りながら中に入る。

『ちょっ、そんな引っ張らなくてもどこにも行かないって…。』

呆れながらも桐絵に続き中にはいる。

『こんにちわー。』

リビングに入ると見知った顔とそうでない顔の子が3人。


？｢ん？新しい人か？？｣

白い髪の男の子が私を見ながら不思議そうに言った。


栞｢この子は前紹介した碧くんの妹のななちゃんだよ。｣

栞が私のことを紹介してくれる。兄さんと知り合いなのか…。


『星宮なな。16歳。呼び方はななでいいです。』


空｢俺は空閑遊真。15歳。よろしくね。なな先輩｣

三｢三雲修です！空閑と同じ15歳です。よろしくお願いします。｣

千｢雨取千佳。14歳です。なな先輩よろしくお願いします。｣



みんな素直でいい子そうだ。



栞｢この子達もボーダーに入るんだよー。ななちゃんと同じだよ。｣



空｢ほう。なな先輩もボーダーに入るのか。｣


『うん。流星群が見たくて。』


私の言葉にその場にいたみんなが首をかしげた。


桐｢理由はなんにせよなながボーダー入ってくれるのは嬉しいわ！」


私が誘っても入らなかったのにと睨まれる。

『あはは…。』

栞｢ボーダーに入るのなら特訓しなきゃだね！！ポジションとかはもう考えてるの？｣



『うん。決めてる。私はーーー』

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