流星群

流星群 21 ページ23

ななside


出｢じゃあ、放課後迎えに行くから教室いろよー。｣


『はーい。』


玄関で公平先輩たちと別れ、教室に向かった。


教室のドアを開けると京介の姿が。



烏｢あれ、なな。今日は来たんだな。｣


席につくなり声をかけられる。面白いことに京介の席は私の後ろ。

『うん。兄さんが行けってうるさかったから。それに公平先輩が迎えに来てくれることになっちゃって。』



後ろを振り返りながら答える。



烏｢公平…？あぁ、出水先輩か。仲良いの？？｣


『仲良いというか……私の…師匠？』


私はとりあえず京介に事の経緯を説明した。



烏｢なるほどね。じゃあ、これからは玉狛で訓練せず本部に行くんだね。｣



ちょっと残念と眉を下げながら笑う京介。


『本部で訓練することにはなるけどたまに遊びに行くよ。』



烏｢何時でも大歓迎だよ。｣



京介がそう言ったタイミングで担任が入っできたので前を向く。


つまらない一日が始まった

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