流星群

流星群 12 ページ14

ななside

ートリオン供給機関破壊 星宮ダウン カウント9-0


『(あと一本……)』


ここまで戦って分かったことは先輩は凄く強いということ。手も足も出ない。正直に言って私がかつ見込みはゼロだ。


『面白いじゃん……！』

ゾクゾクする。自分より強い人との戦いほど面白いものは無い。


『(考えろ。考えるんだ。どうやったら反撃できる。どうやったら公平先輩を守りに入らせられる？)』


先輩はパイパー、アステロイド、メテオラ種類を問わずバンバン飛ばしてくる。



『そうか…！』


勝てるかどうかは分からない。けど、やってみるだけの価値はある！


『アステロイド！』

右手からアステロイドを出し先輩に向けて真っ直ぐ飛ばす。


出｢安直だな。｣


バイパーで全て相殺される。私のアステロイドと先輩のバイパーがぶつかり、光が放たれる。



『(かかった……！)』


出｢！？！？｣


先輩の右腕が飛ぶ。トリオン供給機関を狙ったけど起動が上手く引けてなかったみたいだ。


出｢いい発想だ。けど、惜しかったな。｣


『あっ。』

目の前には無数の弾丸

ートリオン供給機関破壊 星宮ダウン カウント10-0
勝者 出水


無機質な声が部屋に響いた。

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