第六百六十八話「ある種の重たさ」《科学のヤンデレ》 ページ34
シスコ「せめて起こしてやってから言えよ」
※司はまだ気絶しています※
漸「まぁ…司の性格上俺や姉ちゃんに手ェ出す事はないだろうけど、危険すぎるだとか言って異変解決の邪魔はしてきそうだし起こすか起こさないかで言えば起こさない方がいいだろうな」
第三人格「あー、そういうタイプなのねコイツ」
漸「あくまで俺の予想だけどな」
猗窩座「ところで、お前達…確か名前はクロムとコハクだったな?」
クロム「おうよ!俺はクロム、石神村の科学使いだぜ!」
コハク「私はコハクだ。君の話は漸から聞いている、Aの護衛で従者だそうだな」
A「いや護衛ではあるけど…側近…?」
猗窩座「…違うのか?」
第二人格「なんでちょっと悲しそうなのよ」
猗窩座「お前の信頼できる配下である事は俺にとって何よりの誇りであり喜びなんだ」
漸「忠誠心と純愛が混ざりあってキヨさんとかとはまた違った感じで重たくなってるー…」
ロナルド〔猗窩座のコレに関してはあんまいつもと変わんねェだろ〕
第三人格「まぁとにかく猗窩座はうちの部下よ」
コハク「そ、そうか…」
猗窩座「クロム、コハク、お前達はここ最近ゲンを見てないのか?」
クロム「おう、二週間ぐらい前から全然見ねェぜ」
コハク「?私は先程船内から甲板に出ていくのを見たが…」
漸「マジか!」
龍水「何処に向かっていた?」
コハク「そこまではわからないが…多分まだペルセウス号から出てはいないと思うぞ」
A「探せ!みんな探せ!!」
千空「おい、何騒いでんだ」
...。
第二人格「…漸、モズ倒した時点で残り四人だったわよね?そんで氷月と羽京と司倒してきてるから残り一人よね?…最後に残ったの、何のヤンデレだっけ?」
漸「確か…"科学のヤンデレ"って…」
フランソワ「千空様もアウトですか…」
千空「あ゙ー、なるほどな…漸、テメェんとこのお姉様連れてきてんのか」
漸「おうそうだよ、そして千空ちょっといいか」
千空「んだよ」
漸「…ダメですお姉様、この人ヤンデレであります」ビシッ
第三人格「何となく予想はついていたであります」ビシッ
(二人揃って互いに敬礼してる創音姉弟)
※まぁ、大丈夫っしょ。時空では、ヤンデレ化した人の瞳孔の奥に赤黒いハートマークが出現します※
A「さて、問題はコイツがどんな感じの野郎かよね…っていうかアレじゃなかったっけ」
第六百六十九話「回避失敗」→←第六百六十七話「ゴジラとゼットンとキングギドラ」
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2024年1月28日 17時