パパ活始めました。

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竜胆side


スマホの画面で自分の身なりを整える。
髪型も大丈夫だし、スーツもシワなく着ている。

後はAが来るだけ。
時計を見ると5分遅れていた。

まあ遅刻なんていつもの事だし、待ってれば来るだろうって思っているとドタバタと走ってくる人を見た。


『す、ずみまぜぇん、、。授業が長引いてしまって、、。約束の時間遅れてますよね？？ごめんなさい、、。』


Aはそういうと、ペショペショと申し訳ないように謝った。

、、、、、、え？五分だけじゃん？遅刻したの？なんならこの前の女15分くらい遅刻したのに謝んなかったからな。

え、何それ、律儀。かわいい。


竜「いやいや全然謝んなくていい。俺だって急に予約入れたし、、それに授業終わりなだな。リュックだし」

『え、まあ、へへ』


すぅぅぅ
俺はAにバレないように息を吸って、後ろを振り向いた。

へへってなんだよ、へへって。
可愛いだろそんなの！？！？
もう今回のチップ5万は当たり前の可愛さ。

俺はそう思ったあと何事も無かったようにAの方に向いた。

Aは、スマホの画面で走ってきて乱れた前髪をいじっていた。


竜「髪少し乱れてるな」

『え、まあ、、走ってきて、、変ですかね？』


Aがそう言ったあと俺はAの前髪に触れた。


竜「いや、可愛い」

『、、え』

竜「え、あ、いや、」


Aは少し考えたあと笑いながら「ありがとうございます」と言ってきた。

あー、、、。癒される、、。

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