マチノソラ3

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「まぶし……………」

目を開ければいつもとは違う天井

「おはよ」

ソファでコーヒーを飲んでいた浴衣姿の倫也さんは、ゆっくり起き上がった私の顔を見るとニヤリと笑った


「えっろ。」

見れば激しくはだけたままの浴衣で慌てて前を閉じる




…………………………え？



「ん？どした？」


「………ぁ、……………ぃゃ……………」


顔色が変わる私を覗き込んで、気分悪い？と心配そうに近づく



「あっ！」

側によって布団をよけようとする倫也さんに、無意識に上からバンッと抑えれば、なに？と不思議そうに布団を掴んだ


「何かあんの？」

「っ、なにも……………あっ！」


強引にぐいっと布団をめくられて現れたのは………







「A…………。もしかして……」

「……………っ、」

　







.









「おねしょ？」

「…………………………ッッッッ！！！」









.









「しちゃったとか思ってる……………？」








「…………………………え？」







今にも溢れそうな涙目をあげれば、キョトンとした顔と目が合って……………。









.









「ッッぶははははははははははははは！！」


盛大に吹き出した倫也さんはお腹を抱えて崩れ落ちた

「っうはははっ！ちょっ、あははははは！」

「えっ、え、………？」

「苦しっ！あははっ、ちょっと待ってっ、
あのっ、え？覚えてない？あー…覚えてねぇかぁ」

まだおさまらない笑いを必死に殺して涙を拭きながら立ち上がると、戸惑う私をさぞ面白そうに見た

「…………なに……………………？」


「ッッ、そうだよね、今日はシーツ替えれなかったし浴衣もそのまんまにしちゃったからだね、ごめんごめん」

「……………シーツ……？」

「ほら、前にもA寝た後シーツ替えたって言ってたの覚えてない？」

そういえば……………



「……………ッッッッ！！」

顔がカァッと熱くなる


「あ、わかった？ふはは本当最高………あ。」


真っ赤な顔をマクラに顔を隠して目だけでみれば

「ごめん…………もしかして本当にたまにやっちゃうとか……？」

ーーボフッ！！と枕で思いっきり頭を叩けば、倫也さんが、うん、大丈夫俺はなんでも受け止めるよとわざとらしく言って、二回目のツボに入ったようだった

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