マチノソラ3

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「……………大丈夫？」

「…………しんぞうどくどくしてる……」

久しぶりにふわふわと気持ち良い気分で、グラスに残る何かを見つめれば、耳に心臓があるみたいに、ドクンドクンと早い血流の音が聞こえる

「眠い？」

「うーん……、、ん？なに………？」

「ん。もうやめとこ。」

持っていたグラスをテーブルにコトンと置かれて、ソファに倒れ込む


「よっ、と」

ソファかと思ったら倫也さんに抱き上げられていて、勝手に景色が流れていく

体温が心地良くて、すりすりと抱きつく


ふわふわのベッドに下ろされて、重たいまぶたが気持ちいい

「A？服シワになるよ？」

「んー………」

「脱ぐ？」

「…ぬぐ………」

ブラウスのボタンが外されて、それからチャックの動く音がした


「腰あげて」


素直に腰をあげれば、スカートとストッキングをはがされて素肌が布団にくっついて気持ちいい

「しゃわー…」

「シャワーさっき入ったよ」

「はいった………？」

「うん、入った入った」

「そっか…………」

「ふははは、酔ってんなぁ。」

「んー……？」

「何でもない何でもない」


唇に柔らかい体温が当たって、湿らされていく

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