賭け狂い【賭ケグルイ】

紙 ページ11

「はじめまして！急な話でなんですが！私とギャンブルしませんか！先輩、話題になってますよ。なんでも転校初日のギャンブルで早乙女先輩をギタギタにしたとか…実は私もギャンブルには自信がありまして〜比べてみるのも面白いかなあって。」

「くす…確かに面白そうですね。お名前を伺っても‍？」

「皇伊月です♪」

「皇さん。歓迎致しますわ。」

キャッキャキャッキャ話している。
そんなあっさり決めちゃっていいのか‍？

「で、ギャンブルの種目なんですけど

ダブル神経衰弱

なんてどうですか‍？その名の通り、デッキを2つ使用する神経衰弱です。普通の神経衰弱は数字が同じなら当たりですが、ダブル神経衰弱はマークも同じでないと当たりと認めません。つまり総カードは倍の104枚で当たりは1組なんです。」

「なるほど…面白い！」

ゾロゾロ人が集まってきた。

「じゃあ、肝心の掛け金ですが、早乙女先輩のときは、1000万賭けていたいたとか‍？

生徒会発行の100万円チップ…20枚です。
私は賭け金2000万円。どうです‍？ダブルアップって奴ですよ。」

周りがザワザワしてきた。

「…残念ですが、私の手元にはもうそんなお金は残っていないのです。とても2000万円なんて用意できません。」

「へえ〜見かけによらず金遣い荒いんですね。それとも借金でもあったとか‍？」

夢子はじーっと鈴井を見る。

「う。ご、ごめ…」

「なんにせよ心配御無用！貸しますよ2000万。それも、無利子で！美味しい話でしょ‍？元手なしで2000万手に入るチャンスですよ。」

「皇、だっけ。なんでそんな大金を貸すの‍？」

「あ、あなたはA先輩ですよね。皇伊月です。正直、2000万円なんて痛くもないんですよ。それよりみんなが我が社のトランプに興味を持ってくれる方が余程価値がある。」

「そういうことなら、ぜひお願いします。」


「オッケー！ギャンブル成立ですね！」

皇は二ヤァと笑いながら手を叩く皇。
これはとてもゾクゾクしそう。

賭→←談

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

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