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あんずside
瀬名「…来ない」
Knightsの練習に来てみると空気がピリついていた
鳴上「あら、あんずちゃん。ごめんね、まだAくんが来てないの。」
そんなことあるの!?と驚く
辺りを見渡してみれば、月永先輩は大人しくしてるし、凛月くんは起きていた
瀬名「遅れるってアイツなにしてんの!」
朱桜「佐々木先輩バスケ部に顔だしてから来るそうです!」
瀬名「…はぁ、始めるよ」
あんず早く呼んできてと言われて走って体育館まで来た
守沢「どうしたんだ?」
あんず「佐々木先輩って…」
守沢「来てないぞ?」
え…?
______
佐々木side
やばい気がする
制服が血だらけだ
傷口をぶってしまい縫った所から血が出ていた
逃げる選択をしたいけど今日は瀬名がいるはずだ
痛いけど何とか誤魔化して練習するしかないよな…
『せっかく糸抜けたのに…』
あんず「先輩っ!!」
『あ、ごめん。すぐ行くよ』
上着で隠して先にバスケ部に顔を出す
高峯「先輩…??」
明星「サッサン腕!!!」
衣更「とりあえず保健室!?」
『そんな大袈裟な…』
泣きそうだが後輩の前で泣くのはダサい
守沢くんが居たら間違いなく泣いていた
守沢「佐々木!!どうしたんだ!!」
『守沢くん…』
ピンチの時にいつも来てくれるからなんか安心するんだ。来てくれたら大丈夫って。
『守沢くん痛いよ、助けて』
ボロボロ泣くと後輩はビックリしていたが守沢くんは抱きしめてから保健室に連れていってくれた。
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作者名:あっぷるなな | 作成日時:2019年9月25日 16時