検索窓
今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:17,005 hit

最終話 ページ20

貴「ここって高台?」

佳「そう。」


さっきまで屋台で賑わっていたが高台は意外と人は居なくて、静かだった

貴「なんで…「ほら、見て」




ドーン

上を見ると大きな花火が輝いていた


貴「綺麗…」




佳「…A」

貴「なに?」

佳「大好きだよ」


貴「私は愛してるけど?」

佳「あと少ししたら、嫌でも言わせるから」

貴「え?それって…「花火、見ないの?」…まあいいか」




貴「ねえ佳主馬。さっき言ってたあと少しした時は私が美味しいもの食べさせてあげる」


佳「…少しじゃなくて今でもできるよね、それ」

貴「いや少ししないとできないんだけど」


佳「A食べる」



貴「…真面目に殴るよ//」

佳「言ってることと顔が真逆なんだけど」



貴「でも、別に佳主馬ならいいよ」

そう言って帰ってきた返事は

佳「"僕なら"じゃなくて"僕じゃなきゃだめ"でしょ」

私を縛る言葉だった


貴「………馬鹿。愛してる」
佳「僕も愛してるよ」



その時に聞こえた花火の音はまるで風のように無くなり、私には佳主馬の声しか聞こえなかった

あとがき→←第17話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:通り過ぎた名無しでござる | 作成日時:2015年12月7日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。