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第17話 ページ19
貴「…よし、準備オッケー…そろそろいこうかな」
私はお祭り、ということで浴衣を着ていた
…生憎お母さんは出かけていたため、1人で着付けをした
気づけばもう6時。行かなくては
私は家をあとにした
貴「神社の前…ここでいいかな」
辺りを見回してみたが佳主馬はいない。
まだ来ていないのだろうか…と思っていると
貴「！？……佳主馬」
いきなり目隠しをされびっくりしたが後ろに佳主馬がいた。
佳「…可愛いじゃん、浴衣」
貴「え？…ああ、ありがとう」
佳「じゃあ屋台回ろうか」
貴「うん」
あ、りんご飴！
…買おうっと
貴「りんご飴買っていい？」
佳「うん」
私はりんご飴を買い、食べていると
佳「ちょっと頂戴。」
ガリッ
貴「っ！？」
いきなり佳主馬が近づいたものだから何があったのかと見るとりんご飴を食べていた
貴「…いきなりすぎ」
佳「頂戴って言ったけど」
貴「顔が近かったの…」
少し照れながら言った
いくら腐れ縁の幼馴染みをしていても今は思春期。
佳主馬を嫌でも男として見ることになる
佳「ねえA、行きたいところあるんだけどいい？」
貴「いい、けど…？」
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作者名：通り過ぎた名無しでござる | 作成日時：2015年12月7日 0時
