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第15話 ページ17

佳「あとAからしてね」

貴「は?マジで頭イったの?」

佳「付き合ってんだし別にいいでしょ………ダメなの?」

貴「ファーストキスが私からとかあからさまに黒歴史じゃん」

佳「じゃあ僕からするけど」

貴「やっぱり私がするよ!!うん!!」



…ん?ちょっと待て

"口"にしてとは言われてないから頬にしていいよね…?

…頬でいいか



貴「…目瞑って」

佳「ん」

そういうと佳主馬は素直に目を瞑った



静かに私は佳主馬の頬にキスをした


佳「え」

貴「何?」

佳「…やっぱり何でもない」


今の顔絶対口にすると思ってたな…
頬にして正解だったわ…


佳「…A、こっち向いて」

貴「ん、何?」

佳主馬に言われて振り向くといきなり"口"にキスをされた


貴「ッ!!?!!/////」

不意打ちをされ顔がとても熱くなる
今の私の顔は真っ赤に染まっていると思う


佳「…大好きだよ、A」


やっぱりこうなるのは分かってた。

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作者名:通り過ぎた名無しでござる | 作成日時:2015年12月7日 0時

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