【カゲプロ】もし、生まれ変われるのなら〜encounter〜【カノ】

4 感動……からの！ カノside ページ5

カノside


……そんなことを考えていたら


いつの間にかアジトに着いたみたいだ


僕は107のドアを、


音を立てないように開けて、そっと閉めた


とりあえず、


この子を共有スペースのソファに寝かせて、


どっかの空き部屋を整理しよう


そんなことを考えながら、共有スペースに……


『うわぁぁ！？』


……え ←本日３回目


カ「……え？なんで起きてんの？みんな」


セ「いやいやその子誰っすか！？」


ア「知り合い！？修哉の知り合い！？」


キ「お前……とうとう道を踏み外したか……」


カ「違うからね！？みんなが思ってるようなこと
じゃないからね！？」


……。


カ「……で、なんで起きてるの？」


キ「お前が帰ってくるのを待ってたんだ」


セ「マリーは寝ちゃったっすけど」


カ「な、何で？今日なんかあったっけ？」


ア「何もないよ？あのね、修哉がいつも夜どっか行っちゃうから……えっと……」


カ「？？？」


セ「何か悩んでることがあるんじゃないかって話になったんすよ」


カ「……え？悩んでること？」


……そんなのないけど……


キ「ああ……いや、何もないならいいんだが……
その……何かあったんなら言えよ？」


ア.セ『そうだよ/っすよ！』


キ「みんな……か、家族なんだからな……！」


……まさかそんなこと思ってたなんて


みんなの真っ直ぐすぎる言葉に、


おもわず赤面してしまう


僕はそれを欺いて言った


カ「……みんなありがと！でも大丈夫だよー！特に悩んでることはないk…痛い痛い！ちょ、やめて！」


いきなりキドに頬をつねられる


……それもかなりの強さで


当然能力は解けてしまった


キ「……欺くなよ。俺は、欺いてない本当のお前の姿を見たい」


ア「うん！みんなそう思ってるよ？」


セ「そうっすよ！もっと俺達のこと頼ってほしいっす！」


カ「…………みんな……」


…………そういうこと言わないでよ……


……泣きそうになるじゃん


カ「……ありがt(キ「で？」)……ん？」


ちょっと、お礼くらい言わせてよ！


キ「……お前が連れて来たそいつは誰だ？」


…………あ


……すっかり忘れてた


カ「あー、えっと、この子は〜」


ア「……え、もしかして、修哉……」


セ「カノ、やっぱり……」


キ「……そっちの道に堕ちたか」←


カ「だから違うよ！？」←

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