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だけどね、俺が唯一、素を見せられる場所がAしかいなくて。
繋いでる手をギュッと握りしめる。
俺の側から離れないで。
お願いだから。
今、Aがいなくなったら、俺・・・
本当に1人になる・・・
雅「・・・いるだけで、良いよ。」
本当に、それだけで良いんだ。
あ「なにそれ？」
なんて、苦笑いしてるけど、
雅「Aが「おかえり」って言ってくれるなら、それで良い。」
あ「誰だって出来るでしょ？」
雅「出来ないよ。だって、一緒に住んでなきゃ無理じゃん。」
秋の海は、寒い。
ジャケット着てても、風が冷たく感じた。
毎年、秋口に来る様にしてた海は、
今年は、季節が少し進んた所で、やっと取れたオフを使ってきた。
これから、また、忙しくなる。
毎年決まってる事でもあるけど。
雅「なるべく、家に帰る様にするからさ。」
あ「ん。」
忙しすぎると、自宅に帰れない事もある。
それでも、隙間時間でも家に帰りたい。
Aとまた一緒に住む様になって、山さんにお願いした。
帰る時間もてっぺん越えてるし。
出ていく時間も早かったりして、寝顔しか見れない事の方が多くなるけど、
それでもね、家にいるってわかってると、それだけで安心するんだ。
あ「まー君。」
雅「ん？」
あ「年が明けたら、また来ようね。」
笑って、未来の約束を俺にしてくれる様になった。
だから、俺からも、、、
雅「正月休みさ、一緒に福岡帰る？」
あ「え〜、なんで？わざわざ優子の相手しに帰るの？」
雅「・・・いや、優子さんの相手って、雅司さんいるじゃん。」
あ「まー君が家に来て、あの優子が離す訳ないでしょ！」
まぁ・・・俺の事、好きだって言ってくれるのはありがたいけど・・・
どうやったら、あの母親からこの子が育つんだろ？
って！
雅「そうじゃなくて！」
あ「え？違うの？」
雅「苗字変えるの、もっと先になりそうだし。」
大ちゃんの事が解決しないと、
俺達、何も出来ない。
本当はさ。20周年前にはって考えてたのに。
あ「まー君。私ね、コレでもまー君と一緒にいる時間は長いと思ってるの。」
それはわかるけど・・・
あ「だから。まずは、目の前の事からだよ。私の事は一番最後で良いから。」
雅「本当に最後にすると拗ねる癖に。」
あ「・・・そこまで子供じゃありません！」
ほら。
直ぐ拗ねる。
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菜菜(プロフ) - ともさん» ともさん(ハート)やっと見れたんですね(^^) この2人を描く事にずっと躊躇してましたが、ある日突然描く！と意欲がw実は描き始めて2年半になりますが今だLASTは決めてませんwだから、ココからどうやって繋がって行くのか私にも未知数でwでも見守って下さいませ。 (2019年5月11日 23時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 菜菜ちゃんやっと来れたよ！やっぱりこの2人が大好き。我儘で傲慢？なところがある姫だけど〜気持ちはすっごくわかるし共感しちゃう。まーくんが大好きだから大切だから…上手く言葉に表せないけど難しいね(T＿T)行く行くは…なんてほんの少し期待しながら拝読してます (2019年5月11日 18時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» 憶測でしか過ぎないですが、やはり、こんな時期もあったのではないかな？こんな思いをして今の彼等がいるのではないかな？という気持ちで描いてます。主人公は確かに狭間にいる。だけどそれを強制する事なく上手く扱えるのも、この主人公なのだと私は思います。 (2018年10月29日 9時) (レス) id: baa24cd569 (このIDを非表示/違反報告)
sallysally67(プロフ) - LIFE 2nd.はシリーズの中でも苦しくなります。なんだろ、リアルな彼らとシンクロするからかな。辛い思いを克服して表に立ち続けてくれてる彼らなのかな。もっともっとと贅沢になってる私達の望みは負担でしかないのかな、とか。主人公ちゃんは正にその狭間にいる。 (2018年10月28日 16時) (レス) id: 471cb3bb47 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» 実は、2ndで私が1番描きたいと思っていた所にコレから入っていきます。まだまだ、ブンブン振り回しますよwwwより人間らしさを出していくつもりです！ (2018年7月26日 1時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2018年7月23日 18時
