第52話 君が羨ましいヨ ページ5
『っ…ごめんなさい』
「何をしたかったのでしょう…」
外に出て星空を見ながらお姉さまの姿を思い出す。
別のことを考えようにも悲しそうに笑うお姉さまの顔が頭から離れない。
お姉さまの言葉を聞きたくなくて
言葉より先に手が出てしまうとは…騎士失格です。
(…約束どおり来てくださったのですね)
Stageからお姉さまの姿が見えた時とても胸が熱くなった。
同時にお姉さまの持つpenlightがorangeの事に苛つきも覚えました…
(何故readじゃないんですか…‼︎)
そんな事を考えていると後ろから声をかけられた。
「やぁ司くん
姉さんト喧嘩別れしてルけドいいのかナ？」
「いいわけないでしょう
それと、喧嘩をしたわけじゃありません」
私が一方的に…
そう考えると胸が苦しくなる。
彼は肩を落として私に話しかけた。
「僕はネ、君が羨ましいヨ」
「私が…羨ましい？」
「うン。だって君ハ小さい頃の姉さんも知ってるでしょ?」
僕は姉さんと2年間しか一緒にいられなかったから。
彼はそう言って笑う。
「ですが、私は今のお姉さまを知りません」
私も貴方が羨ましいです.…
「お互い様と言う事だネ
僕も姉さんニ聞きたいことが多すぎるシ
君の気持ちハ分からなくないヨ」
まァ、手を出すのハやりすぎだト思うけどネ
…何もいえません…
「反省してます.…」
「うン。でモ、姉さんも悪いけどネ」
僕達の事を思ってだト思うけド.…
姉さんハ自己犠牲癖があるからね
「逆先先輩は落ち着いていますね…」
「…そう見えル？」
これでモ内心焦っているんだヨ
逆先先輩は近くのベンチに座って
星空を見上げながら話し出した。
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aj - 色んな場面で泣きました。凄く面白かったです更新楽しみにいてます。 (2023年4月2日 16時) (
レス) @page29 id: 52fb1e9a16 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾑﾑ(プロフ) - にゃーちゃんさん» そう言っていただき嬉しいです‼︎更新もこれから頑張っていくので楽しみに待っていてくださいね‼︎ (2022年8月12日 7時) (レス) id: f8432527a9 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - とても面白いです!!もう、感動して思わず泣いちゃいましたw更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2022年8月12日 6時) (レス) @page25 id: e862c91e4d (このIDを非表示/違反報告)
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