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#61 爺ちゃん ページ40

合流した阿散井親子と共に家へ帰宅。
今はというと、母さんと朽木隊長が再会を喜んでいる最中。
俺は別段何をする訳でもなくソファに座っていた。
父さんにまだ具合が悪いのか、と聞かれたが特に具合が悪いわけではない。
いや、まぁ霊圧を少量取られているのもあるからそれもあるかもしれないが。
その間にふと父さんが隣へ座る。

「そういやお前、いつ帰るんだ?」

「元々今日帰るつもりだったけど今回の件で調子取り戻すまで滞在していいことになった」

「いつの間に連絡取ってたんだよ…」

「何かあった時、すぐ上司に連絡のは当たり前だろ」

「もう大人だな……」

俺の返答になにか複雑な表情を浮かべる父さん。
………もう子供じゃねぇよ、と答えれば『分かってる。ほんっと一言多いな!』と返ってきた。
いつもの父さんに戻ったようだ。

「なんだなんだ!2人でイチャイチャか!俺も混ぜて!」

「してねぇよ!!来んじゃねぇ!クソ親父!」

「その痛てぇ髭を俺の顔に押し当てんな!くんなら普通に来い!」

「2人が辛辣!!あっ孫の方がちょっと優しい!!」

突如反対側に突撃してきたのはじいちゃん。
俺を真ん中に父さんまでも抱きついている状態。
必死に逃げようとじいちゃんの顔を押そうとしている父さんに対し可愛がろうと俺の顔に推し当てようとするじいちゃん。

「……あれはなんなのだ」

「懐かしいな〜。よくお義父さんが一を真ん中にしてああやって抱きついてきてたの〜」

「一護は心底嫌がってるけど一の奴はあんま嫌がってはなさそうだな」

「うん。だって一はおじいちゃんが1番大好きなの」

「大好きじゃねぇよ!!」

「…これを世にいうツンデレと言うのだな」

母さんたちが何かを話しているのが聞こえる。
俺が一番好きなのはじいちゃんだと耳にする。
なんだか少し気がかりというか腑に落ちないけど。

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ルル - 新しい感じのやつだと思います。殆どが原作を改変している話が多いので、ちょっと新鮮で面白かったです (2019年6月2日 1時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル - すごく面白かったです!これからも頑張ってください。続き楽しみにしています! (2017年1月31日 10時) (レス) id: a67c8f74a0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅー - 続きが見たいです! (2016年12月14日 23時) (レス) id: 8e76876a71 (このIDを非表示/違反報告)
リズ - 続きが楽しみです! (2016年11月14日 17時) (レス) id: 9929c522bf (このIDを非表示/違反報告)
リズ - 更新がんばってください! (2016年10月7日 17時) (レス) id: 9929c522bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼方 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月13日 8時

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