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#39 学校 ページ15

翌週


面倒い手続きを終え
俺は空座第二高校へと通うことになった
制服はというと紺地に青という質素な学ラン
苺花は第一高校。
高校まで一緒はやだというと
こうなった

「……黒田一です」

そして教室で自己紹介
苗字は当然偽名である
本名使ったら死んでるって気づかれるし
だから一瞬で考えた





放課後
………ハードすぎるだろ
小卒の俺には
うん
なんとかついてきてるけども
はぁ
ため息をついていると
少し遠いところに
何かを引き連れている女生徒を見つけた
なんだ?
なんか鞄をブンブンふってるけど
そう思ってると俺がその女生徒を見ていることに気づいた他の女生徒がこういってきた

「…あのね、あの人。いつも周りに何もいないのに鞄をブンブンふってるんだよね。それに誰もいないところに大声だしてたり」

………ん?
誰も、いない?
またその女生徒の方へ見ると遠くはなっていたが彼女の周りには多くの人がいるのは俺の気のせいか?
……いやでも周りからは誰もいないっていっていたから………まさか幽霊…?
俺も似たような感じだけど
まさか俺ら家族以外に霊感強い人がいるとはな
…となると…虚に狙われる確率高いな

「…教えてくれてありがとう」

教えてくれた女生徒に礼をいい
彼女の方へと走った





近づいているうちに
声が聞こえるようになった
たぶん幽霊…か?

「…るさい!ついてこないで!」

…嫌悪されてんなー
まぁふつうだったらそうだろう
それがうざい人だったら
そう思ってると

「へぶっ!?」

振り回した鞄が
彼女の手から滑り勢い良く
丁度少し遠いが真後ろにいた
俺にクリーンヒットした

「だ、誰!?」

「……誰言う前に…他に言うことあるでしょ……」

いてぇな…と呟きかおをさすりながら
彼女の鞄を拾う

「…ごめんなさい」

「うん、じゃあはい。…俺、黒田一」

「!………神凪朱里」

神凪さん、か
…て言うか近くから見ると
うん、なんていうか…不良…?
金髪よりの茶髪に
つむじから髪を結んでて
下ろしたらたぶん胸辺りまであるな
シャツを第二ボタンまで開けていて
膝より上のスカートにスカートから
はみ出ているスパッツ
…不良、なのか?

「……見てた?」

すると神凪が真剣な表情…
というか睨んでそう聞いてきた
見てたって…あの?

「見てた。その人らと話してたんだろ」

そういうと
幽霊たちに指を指した
まだいたのか

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ルル - 新しい感じのやつだと思います。殆どが原作を改変している話が多いので、ちょっと新鮮で面白かったです (2019年6月2日 1時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル - すごく面白かったです!これからも頑張ってください。続き楽しみにしています! (2017年1月31日 10時) (レス) id: a67c8f74a0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅー - 続きが見たいです! (2016年12月14日 23時) (レス) id: 8e76876a71 (このIDを非表示/違反報告)
リズ - 続きが楽しみです! (2016年11月14日 17時) (レス) id: 9929c522bf (このIDを非表示/違反報告)
リズ - 更新がんばってください! (2016年10月7日 17時) (レス) id: 9929c522bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼方 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月13日 8時

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