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じゃあ、結局どこで。
…きっと、私は声を掛けられない。
平野くんに追いかけてきたことがバレてしまうんだと思う。
でも平野くんはそんな私を気持ち悪がったりしないで、あの大好きな笑顔で「そんなところで何してるの?」って私に話しかけてくれるんだ。

「…最高だ。」

私はまたペンを握って白い紙を必死に埋めていく。
きっと女の子が抱いてる理想の自分って、自分からしっかりアプローチできること。
でも現実は上手くできないし、もしかしたら平野くんに気づいてもらえることだってないかもしれない。
でも、私は恋がしたいって思ってもらいたいから。
勇気が湧くように、リアルとフィクションの狭間を描いていくんだ。


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時間を忘れて筆を進めていたら、スマホが着信画面に切り替わる。

「もしもし、」

『Aちゃん、お疲れ様です!』

「平野くんもお疲れ様。」

『突然で申し訳ないんだけど、今晩空いてる?』

「うん、とりあえず何もないよ。」

『本当に!?じゃああと30分くらいしたら迎えに行く!』

「えっ、あ…!」

いつも勢いで生きている平野くん。
私とは全然違うからこそ、もっと知りたいって思う。
私には無い世界を平野くん越しに見て見たいって、そう思う。


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「平野くん、どこ行くの?」

素直に車に揺られていたら、どんどんと山道を登っていく。

「まあまあ、もう少しでつくから!」

もうだいぶ日も落ちて、こんな時間に山奥って…
不安にもなるけど、平野くんが楽しそうに笑ってると。
心配症の私が、まあ大丈夫かって思ってしまう。
それくらい、平野くんの笑顔には力があるようだ。



.



「着いた!まだ座ってて!」

「うん?」

平野くんは車から降りると、私の座席のドアまで走ってきて。
スマートにドアを開けて。

「はい、どうぞ。」

私の手を取って、エスコートしてくれる。
なんて、素敵なんだろう。

「ありがとう。」

「どういたしまして。じゃ、行こうか!」

「うん。」

平野くんに手を引かれて辿り着いたのは、高台にある展望台。

「今日晴れて良かったー!きっと綺麗だよ!」

「星?」

「うん!」



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*咲七波*(プロフ) - Anzu1134さん» コメントありがとうございます!ゆっくりではありますが引き続き読んでくださると嬉しいです!笑 (10時間前) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
Anzu1134(プロフ) - 更新とても楽しみにしています!  頑張ってください! なるべく早めに更新してくれるとありがたいです。 (9月30日 1時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - あちゅぴさん» コメントありがとうございます!これからも読んでくださると嬉しいです〜! (9月14日 11時) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
あちゅぴ(プロフ) - このお話とても面白いです!!続きも楽しみにしていますね! (9月13日 18時) (レス) id: 9024cefd53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*咲七波* | 作成日時:2019年8月23日 10時

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