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「どうしてですか？仕事相手として出会ったなら、それは仕事相手としてかかわればいいじゃないですか。」
「分かってないなー！人生それだけじゃないってことでしょ！」
「永瀬さんはそうやって生きていいと思いますけど、私は違うので。
巻き込まないでください。」
「ひっど！めっちゃはっきり言うやん！
でもいいねこの感じ、仲良くなってきてるんとちゃう？」
なんだか、疲れる。
「それじゃあ、また連絡しますわ！」
「お疲れ様です、」
「さっぱりしてんな〜、笑」
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電車に乗って、席に座って。
やっと一息。
平野くんに会いたい。
心の中にある感情は、素直にそれ一つだけだった。
平野くんに会ってから変わったこと。
たぶん、男の人との距離感が縮まった。
というか、意識しすぎなくなったかもしれない。
前までは男性に何か言われたら自分の意見なんか押し殺してたけど。
ふと思い返してみれば、永瀬さんに物怖じせずに会話ができていた。
なんだか意外な場面で自分の成長を感じることができたからか、永瀬さんとの出会いが悪い印象ではなくなった。
むしろ、この先、永瀬さんとどんな関係を築いていけるか。
ちょっと興味が湧いた。
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家に帰って、ネームの続きをする。
恋なんて名前くらいしか知らないヒロインが、同じクラスのアイツに心を奪われていく。
新しい気持ちに戸惑って、一生懸命成長しようとする。
…そこまでは来た。
来たけども。
「…盛り上げ方が分からない。」
続きに行き詰って床に大の字になる。
二人の距離か自然と縮まるけど、甘酸っぱくてハラハラと不安になるような。
そんな次の展開。
ふと想像してみる。
私が、例えば高校生で同じクラスの平野くんを無意識に目で追ってしまうところ。
私はどうにかして彼に近づきたいって思う。
じゃあ、どうしようか。
どうすればいいんだろうって考えても分からなくって、でも諦めることはできないから。
ひたすらに平野くんの背中を追いかけてしまいそうだ。
…ストーカー予備群。
でも、違う。声を掛ける勇気を振り絞ろうとしてて、タイミングを探してるから。
だからこそ、そのシーンはドキドキするしハラハラする。
今か今かって、自分も読者も興味津々になると思う。
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*咲七波*(プロフ) - Anzu1134さん» コメントありがとうございます！ゆっくりではありますが引き続き読んでくださると嬉しいです！笑 (2019年10月19日 6時) (
レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
Anzu1134(プロフ) - 更新とても楽しみにしています！ 頑張ってください！ なるべく早めに更新してくれるとありがたいです。 (2019年9月30日 1時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - あちゅぴさん» コメントありがとうございます！これからも読んでくださると嬉しいです〜！ (2019年9月14日 11時) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
あちゅぴ(プロフ) - このお話とても面白いです！！続きも楽しみにしていますね！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9024cefd53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2019年8月23日 10時
