snow white (inoo kei)

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ハァ、ハァ、ハァ…




暗い部屋の中を
二人の息づかいだけが満たしていきます


ぴちゃぴちゃと舌を動かし
ふたつの膨らみを存分に濡らしたあと
圭人の唇がそこを捉えました




「はぁんッ…！」




白い肌に可憐に色付いた
赤く小さな尖り

ふたつのそれを交互に吸い上げれば
喉を鳴らすお妃さまの身体から
芳しい香りが溢れだします


汗の匂いと蜜の香り

その魅力にとりつかれ
圭人の舌と指先に
ますます力がこもりました




涼介…
キミはなんて美しい…！




押さえ付けられながらも身をよじり
隠すように顔を背ける白い首筋

震える肩から続く腕
その先にあるのは磨き込まれた桜色の爪

その爪が食い込む圭人の手首の
そのまた先の手のひらの中で
豊かな乳房の奥にある心臓から
ドクドクと強い鼓動が伝わって…





「け…ぃと、頼む…
もぉ、やめて…んっ、くれッ…」




頑なに自分を拒む美しい花の
必死の願い

その願いを叶えることが
圭人にはどうしてもできません




「ごめん…欲しいんだ、キミが…」




熱くたぎる自身を押し付けながら
彼はお妃さまのドレスを奪い取りました




「圭人やめッ…そ、そこはっ…」




無理やり開かせた足の間に身体を割り込ませ
圭人は頭を下げていきます




「あぁ…本当に赤い…
まさに薔薇の花だよ…涼介…」




弓矢を扱う固い指先が
こぼれていた蜜を掬い上げ
拡げるようにそこをこすります

その感覚はお妃さまの身体に
激しい熱を植え付けました




「圭人…けぃと、いやぁ…」




次々溢れる快感

押し寄せるそれに背中を反らせたとき
圭人の指がその場所に触れます




「ひぅッ…けっ、けいとッ…！」



快楽の芯をつままれて
ビリビリと身体がしびれました




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