私はもう必要ないんだ

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弥衣「本当に良かったの？」

マネージャーとしては練習を優先してほしかったのだが…

高「大丈夫だって。てか、送らないと嘘つきじゃん。俺」

別にそんな事は考えないけどな

弥衣「ふーん、まぁ、ありがとう」

そんな事を言っているとコンビニが見えた

弥衣「あっ、和成、ちょっとコンビニに寄ってもいい？」

晩御飯買わないと、用意してもらえないから

高「おっ？あぁ、いいぜ」

そうして俺たちはコンビニに入った



うーん、何にしよう

そんなにいらないしな〜

握り飯でいいか

高「なぁ、弥衣。今日親、いないのか？」

弥衣「いや、兄貴がいる。でも、俺の分のメシは用意してないから」

いつもは作るけど今日は作るのめんどくさいし

そう言うと和成は頭にハテナを浮かべていた

高「各自でって事なのか？」

うん、ちょっと違う

弥衣「いや、家族の分は用意してる。でも、俺の分だけ用意されてない」

高「はぁ!?なんで？おかしいだろ！」

兄さん達の考えなんて知らねーよ

弥衣「…新しい姉さんが入って来てからいつもこんな感じだよ。私の食器類は勝手にその姉さんにあげてるし」

まぁ、勝手な事をするのはいつもの事だけどな

高「ひでぇ」

弥衣「いつもの事だよ。気にするな。そんなことより、帰るぞ」

高「あぁ、でも、悔しくねーの？」

弥衣「つっても慣れたからな」



あっ、着いた

弥衣「和成、ありがとう。俺の家、ここだから」

高「そっか。なんかあったら言えよ」

弥衣「あぁ、ありがとう。じゃあな。気をつけて帰れよ」

そう言って俺らは別れた

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