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プロローグ ページ1

何気ない日常

とは少し違う日常を送っていた

バイトを4つかけ持ちし、クソみたいな両親を持ち、たまに野宿をする高校生

軽いいじめにもあっているが、それは案外どうでもいい

個人的には何も感じないし、家での暴力があるせいか痛覚が鈍感になっていた

そんなある日のこと、バイトから帰ると家が燃えていた

藍子「え…?…は?いや、アパート全焼って……何があった?」

そんな非現実的なことある?

とりあえず大家さんを見つけて話しかけた

藍子「大家さん、あの、これは一体…」

「あぁ!藍子ちゃん!無事だったのね!」

話を聞くと私の家のキッチンからの火で天ぷら油が原因だろうと言われている

家事を一切しないあの人達が天ぷら油で火事…?

慣れないことするからこんなことになるんだよ…

「私は知り合いの家に行くけど、藍子ちゃんは?」

そう聞かれて思い浮かぶのは近くの公園だけ

藍子「…友達の家にでも行きます」

そう答えた

深夜に近い時間帯だしこういう時に頼れる友達もいない

藍子「どうしたものかな」

まぁ、雨風凌げたらそれでいい

なんて適当なことを考えているとふと1つの裏路地が目に止まった

別にいつもと変わることはないのだが、なぜかその裏路地に引き寄せられるかのように中を覗いた

血の臭いが鼻をかすめる

足元を見ると1人の女を中心に血溜まりができていた

ずいぶん派手にやられたんだな

なんてぼんやり考えていると奥から聞き覚えのある声がした

一旦路地から出、そこで立ち聞きすることにした

「娘を渡す!娘を差し出すから、命だけは…!」

その一言を聞き、本当にクソみたいな父親だったんだと実感した

それと同時に私は路地裏に再び足を踏み出し口を開いた

藍子「その"娘"というのは私のこと?」

父親とその周りにいた3人が私に注目した

そんなことをお構い無しに私は父親である人のところまで歩いた

「藍子…!頼む…お父さんを助けると思って、な?」

私に縋り付くように足を掴んでくる
キモチワルイ……

藍子「何に対しての説得なわけ?」

無意識に私は座り込んでいた父親に横蹴りをかました

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 東リべ , 梵天   
作品ジャンル:アニメ
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菜々子(プロフ) - 月宮莉夢さん» ありがとうございます!ありがたきお言葉…!嬉しいです! (2022年6月5日 23時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
月宮莉夢 - うん、神 (2022年6月5日 0時) (レス) @page17 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ATR214YSさん» こちらこそありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!頑張ります! (2021年12月13日 0時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
ATR214YS(プロフ) - このお話好きすぎますっありがとうございます!更新頑張ってください。お疲れ様です! (2021年12月11日 22時) (レス) @page35 id: 5cda5f5352 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます。分かりました。また後日貼らせていただきますね! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々子 | 作成日時:2021年12月1日 23時

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