倉持洋一の彼女4 (ページ14)

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御幸「最初、どこに行く？」

奏良「そもそも林間学校って何がいるんだっけ？」

藍子「林間学校のしおりによれば…」

倉持「とりあえず筆記用具、動きやすい服、風呂のセット…水着ってのはよく分かんねぇけど。タオルとか、寝るときに着る服とかいるらしいぜ」

今のところ、水着はスルーした方がいいですね

奏良「体操服あるのに動きやすい服とか寝る時の服がいるの？」

藍子「かなり動くので汗かくかもしれないですからね」

汚れたりもするだろうし…

奏良「まぁ、替えもそんなにないもんね」

倉持「何から調達するかだな」

御幸「ショッピングモールとか行ったらだいたい揃うんじゃねぇか？」

それもそうか

奏良「ショッピングモール…」

藍子「どうかしましたか、奏良？」

顔が引き攣ってるけど…

奏良「いや、なんでもないんだよ？ショッピングモールも聞いた事あるけど…初めて行くなぁって思っただけ」

御幸「…なら、いろんな物見て回ろうぜ」

倉持「そうだな。久々のオフだし、いいかもな」

藍子「早速行きましょう、奏良！」

私は奏良の手を引き、歩みを進める

奏良「うん…ありがとう、皆」

その笑顔はキラキラしていて、幼い子供のような顔だった