113 ページ17
奏良「アイツ、沢村と同じサウスポーなんだ」
奏良、鳴くんのことかなり嫌ってるな…
御幸「あぁ、沢村…同じサウスポーとしてあいつのピッチング、よーく見とけよ」
倉持「去年の夏の予選、準決勝…ウチの打線は2番手で出てきたあいつの球を最後まで捕らえられなかったんだ…」
奏良「青道にとっては因縁の相手、か…」
藍子「鳴くんを打ち崩さないと甲子園の切符は手に入らない」
稲城実業2年生エースって言われてるだけあって実力もかなりある
奏良「あれ、的を絞るの大変そうだね」
藍子「ですね…」
伊佐敷「ちっ、あのクソガキ…前半は力をセーブしてやがったな。ここに来てまた一つギアを上げやがった」
キレのあるスライダー
地面に突き刺さるようなフォーク
そして、MAX148キロのストレート
結城「縦と横の変化に…力のあるストレート。まさに投手のお手本とあるピッチングだな」
昔からすごかったけど、ここまで成長してるんだ…
御幸「コラコラ、ちゃんと見とけって」
奏良「沢村、オロオロしない」
藍子「降谷くん、寝ないで下さいね」
クリス「さすがのこいつらもこの完成度の高さは感じ取ったみたいだな…」
御幸「いやぁ…でも対戦相手としてみれば…これほど嫌な投手はいないですよ」
55人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜々子 | 作成日時:2019年8月30日 20時