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倉持side

藍子「そう言えば、合宿は明日からでしたっけ?」

そう言えばそうだな

倉持「夏合宿か…最後はキツいんだよな」

1年はついて来れんのか?

藍子「あ、クリス先輩、丹波さんも…」

滝川「倉持、藍子か。頑張ってるようだな」

丹波「よく飽きないな。たまには体も動かした方がいいぞ」

藍子「そうですよね」

藍子、今の会話で何をそんなに悩んでんだ?

そんなに考える要素あったか?

藍子「…あ、キャッチボール」

倉持「は?」

藍子「昔、父と一緒にした以来だなと思って…」

そう言えば藍子は父親と野球してたって言ってたな

滝川「…倉持とキャッチボールやってみるか?」

倉持「え?」

藍子「私が、ですか?」

マジかよ

伊佐敷「おー、藍子野球すんのか!」

亮介「へぇ、面白いことになってるね」

結城「手加減は必要ないぞ」

先輩達ノリ良すぎるだろ

てか、なんでクリス先輩はいきなり藍子にキャッチボールなんて持ちかけたんだ?

倉持「大丈夫か?」

藍子「大丈夫ですけど…そんなに見なくても良くないですか?」

確かにギャラリーは多い

倉持「藍子が野球するのが珍しいんだろ」

藍子「…覚えてるかな」

覚えてる?なんの事だ?

藍子「とりあえず、行きますよ」

結構フォーム綺麗だな

そんなこと思ってる場合ではなかった

倉持「球が、思った以上に重い…!」

しかも今のって…

丹波「フォークか?!」

滝川「…丹波のフォークよりか緻密さと球威はないが…倉持取りにくくなかったか?」

倉持「取りにくかったっスね。まさか曲がると思いませんでした」

滝川「藍子、その球はどこで教えてもらった」

藍子「父からしか教えてもらってないですよ?」

ストレートじゃねぇのかよ

滝川「もう1球投げてみるか」

えぇ、まだするのかよ?!

藍子とのキャッチボールが嫌ってわけじゃない

ただ、ストレートなのかカーブなのか全く分からない

沢村とも降谷とも違う

ましてや丹波さんやノリとも…

どんな球が来るのか予想出来ない

藍子「行きますよ」

倉持「おー、いいぜ」

そして飛んできた球は…

滝川「…ナックル!」

なんで藍子があんな球投げられるんだ?

藍子「腕…落ちたな」

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設定タグ:ダイヤのA , 倉持洋一   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年6月20日 15時

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