倉持洋一の彼女2 (ページ41)

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「バッターアウト！」

片岡「選手の交代をお願いします。ピッチャー降谷に代わって沢村」

次の回から沢村くんが投げるのか…

片岡「降谷、お前はそのままレフトに入れ」

降谷「え？」

片岡「夏の本戦でもこういう起用はあるぞ。そのつもりで守備についてこい」

降谷「…レフト…？」

まぁ、確かに降谷くんのバッティングはかなりのものだし、戦力になるのは間違いないか

片岡「沢村、お前は…」

沢村「は、はい！」

片岡「とにかく、頑張って投げろ」

沢村「そんだけー?!」

倉持「ヒャハハ！期待値低っ！」

沢村「そこぉ！言葉に出すな！」

藍子「期待値は低くないと思いますけどね」

沢村「え」

藍子「期待してないとベンチには入れないと思いますよ。そうですよね、一くん？」

御幸「そうだな。お前にはお前の持ち味がある。自分を信じて投げればいいんだよ。

さぁ、行くぞ」

沢村「しゃあぁ！

ガンガン打たせて行くんで、よろちくお願いします！」

あ、噛んだ

倉持「ヒャハハ！いきなり噛んでるし！」

さて、この交代を相手はどう思うのか…

まぁ、いいようには捉えられないだろうな

「プレイ！」