85 ページ39
結城「今日一番のボールだったな」
伊佐敷「んな球持ってんならさっさと投げんかーい!出し惜しみしてんじゃねぇぞ、コラァ!」
亮介「ナイスピー」
倉持「やるじゃねぇか、コノヤロー」
増子「うむ」
降谷「……!」
伊佐敷「はよ投げろや!」
降谷くん、すごいじーんとしてる
それくらい嬉しかったんだろうな
春市「ははっ、やっぱりただ者じゃないね、降谷くん。あんなフォーク、初めて見たよ」
確かに、一くんも初見で反らすくらいだしね
片岡「沢村、降谷の打席が終われば次はお前だ。準備はできてるな?」
降谷「別に変わらなくていい」
沢村「うるせぇ!へろへろのくせに!さっさと三振してこい!」
降谷「……」
次は沢村くんが投げるのか
沢村くんの投球、いろんな人が打ちにくそうにしてるんだよね
どういう球筋してるんだろう?
春市「ついに一軍デビューだね」
沢村「ぐっ!」
御幸「おいおい、表情が硬ぇなお前。もしかして緊張してんのか?」
沢村「ば、馬鹿な!」
カキーン
沢村「なっ!ほ、ホームラン…」
御幸「はっはっ、あの野郎、三振で動揺してるところに留め刺しやがった」
藍子「調子出てきてますね、降谷くん」
相手の選手も固まってる
67人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜々子 | 作成日時:2019年6月20日 15時