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沢村「もうとっくに肩は出来てます!自分に投げさせてください、グラサ、いえ、監督!」
片岡「お前は6回からだ。黙って見てろ」
沢村「見てられません!」
沢村くん、グラサンって言いかけたな…
でも、降谷くんすごいな
あれだけフォアボールを出しておきながら1球足りともストライクを取りに行く甘い球を投げようとしないなんて…
ていうか、なんで野手は降谷くんに声をかけてないんだろう?
降谷「すいません、タイム」
藍子「降谷くん、タイム取った…」
どうしたんだろう
スタミナないって言ってたから限界来たとか?
御幸「くっくくくっ!ははははっ!あははははっ!」
谷津重「一也…?」
藍子「一くん、なんで笑ってるんですか…?」
御幸「ははははっ」
全然笑いが収まる気配ないんだけど…
御幸「いいか、降谷、冷静に考えて見ろ。これまで打たれたヒットは七本。失点のほとんどはお前のフォアボールから取られてんだぞ。
それでも、哲さんや純さんが何も言ってこないのはなぜだか分かるか?
それだけお前はあの人たちに信頼されてるんだよ」
やっぱり一くんは気づいてたんだ
失点のほとんどがフォアボールだって
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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年6月20日 15時